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看護師の過去問 第108回 午後 問195

問題

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成人で、骨髄が脂肪組織になっているのはどれか。
   1 .
寛骨
   2 .
胸骨
   3 .
大骨の骨幹
   4 .
椎骨の椎体
   5 .
肋骨
( 看護師国家試験 第108回 午後 問195 )
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この過去問の解説 (3件)

2
骨髄は骨の中心部に腔所に細胞と血液が豊富な軟らかい組織で、赤血球、白血球、血小板を造ります。年齢と共に脂肪に置き換わることで赤色から黄色に変化し、造血機能を失います。
発達が盛んな乳幼児期の骨髄はすべて赤色骨髄で占められていますが、成人の赤色骨髄は体幹の骨、上肢帯、下肢帯の一部のみが赤色骨髄で大半の骨髄が脂肪組織(黄色骨髄)に置き換わります。

1 . 寛骨
×不正解
寛骨とは腸骨、坐骨、恥骨の3つで成り立っており、骨盤を形成しています。成人しても赤色骨髄のままで、造血機能を持ちます。

2 . 胸骨
×不正解
体幹の骨にあたり、成人しても赤色骨髄のままで、造血機能を持ちます。

3 . 大骨の骨幹
○正解
成人しても大腿骨の近位端は赤色骨髄のままで造血機能を持ちますが、骨幹は脂肪細胞に置き換わり、造血機能を失います。
よって、正解となります。

4 . 椎骨の椎体
×不正解
体幹の骨にあたり、成人しても赤色骨髄のままで、造血機能を持ちます。

5 . 肋骨
×不正解
体幹の骨にあたり、成人しても赤色骨髄のままで、造血機能を持ちます。

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0
正解3.大骨の骨幹


骨は、骨質と骨髄からなります。
骨髄には、赤色骨髄(造血)と黄色骨髄(脂肪組織)があります。赤色骨髄は、小児から成人に成長するにしたがい、脂肪組織に置き換えられてきます。
成人で赤色骨髄は、体幹の骨(頭蓋骨・椎骨・胸骨・肋骨)及び上肢帯・下肢帯(寛骨)などに限られ、上肢帯・下肢帯では骨端部のみになります。


1.寛骨は、腸骨・恥骨・坐骨の骨が癒合してできています。成人しても赤色骨髄が存在しています。



2.胸骨は、胸部前面にある扁平骨で赤色骨髄が存在しています。


4.椎骨は、椎骨が連結して脊椎を構成しています。頸椎・胸椎・腰椎・仙椎からなります。
椎骨には、赤色骨髄が存在しています。


5.肋骨は、胸部内臓を覆い脊椎から内臓を囲むような形状になっています。
肋骨には、赤色骨髄が存在しています。

0
正解は3です。

骨髄では赤色・黄色骨髄の2種類あります。はじめは赤色骨髄のみ形成されるが、年齢とともに造血機能を失い脂肪に置換され黄色骨髄に変化します。


1 . 寛骨は骨盤を作る骨の一種です。赤色骨髄を形成します。
よって不正解です。


2 . 胸骨はろっ骨をつなぐ胸の真ん中にある骨です。赤色骨髄を形成します。
よって不正解です。


3 . 大骨の骨幹は大腿骨骨幹部の事です。黄色骨髄を形成します。
よって正解です。


4 . 椎骨の椎体とは、脊椎の骨の前側を言います。脊椎の中に骨髄が存在します。ここでは赤色骨髄が形成されます。
よって不正解です。


5 . 肋骨では赤色骨髄が形成されます。
よって不正解です。

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