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看護師の過去問 第108回 午後 問206

問題

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感覚性失語のある成人患者とのコミュニケーションで適切なのはどれか。2つ選べ。
   1 .
短文で話しかける。
   2 .
身振りを加えて話す。
   3 .
多くの話題を提供する。
   4 .
耳元に近づき大きな声で話す。
   5 .
open-ended question<開かれた質問>を用いる。
( 看護師国家試験 第108回 午後 問206 )
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この過去問の解説 (3件)

1
正解は1と2です。

失語症とは、大脳の障害により起こる言語障害のことで、感覚性失語(ウェルニッケ失語)と運動性失語(ブローカ失語)があります。

1はの短文で話しかけるは、短文で話しかけた方が理解しやすいため正解となります。

2の身振りを加えて話すは、視覚からの情報の方が物事を理解するによいので正解となります。

3の多くの話題を提供するは、情報が多くなってしまい、脳で物事を整理するに大変となり間違いです。

4の耳元に近づき大きな声で話すは、元々言語の理解が出来ない病気なので、必要がなく間違いです。

5の open-ended question<開かれた質問>を用いるは、相手が伝えようとしている内容を理解し回答するのが難しいため間違いです。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解1.短文で話しかける。
  2.身振りを加えて話す。


感覚性失語(ウエルニッケ失語)

言語優位半球の上側頭回後部(ウエルニッケ野)の障害によって起こります。
聞いた言葉の理解が難しく、意味の通じない言葉を話します。言い間違いが多く、発語量に比べて内容が伝わらないことがあります。
言葉そのものの理解はできなくても、状況判断や推測は保たれていることが多いので、ゆっくり短い文章で話しかけながら、身振りを加えて話すなどコミュニケーションの取り方を工夫することで理解可能になることもあります。


3.聞く能力が低下しているため、多くの話題を話しても理解することができません。適切な対応ではありません。


4.聞く能力の低下であり、聴力が低下してはいないので、話す言葉の大きさは関係ありません。適切な対応ではありません。


5.聞く能力の低下であり、話しかける時は短文でわかりやすい方が好ましいです。話す内容ではないので、適切な対応ではありません。

0
正解は1.2です。

失語症とは、大脳の障害により起こる言語障害のことを言います。
感覚性失語(ウェルニッケ失語)と運動性失語(ブローカ失語)があります。

感覚性失語:読むのは流暢に出来ても、言語理解が出来ておらず、理解できないような言葉(錯誤)を話す。

運動性失語:言葉を流暢に話せないが、言語の理解は良好。



1 . 言語理解障害があるため、短文で話しかけた方が理解しやすいため、これは正解です。


2 . 言語理解障害があるため、視覚からの情報の方が物事を理解するによいため、これは正解です。



3 . 多くの話題を提供するのは情報が多く、脳で物事を整理するに大変であるため、不正解です。


4 . 言語の理解が出来ない病気なので、耳元に近づき大きな声で話すことで解決できるような内容でないため、不正解です。


5 . open-ended question<開かれた質問>を用いるのは、相手が伝えようとしている内容を理解し回答するのが容易であるため、正解です。


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