看護師の過去問
第109回
午前 問40

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問題

看護師国家試験 第109回 午前 問40 (訂正依頼・報告はこちら)

壮年期の身体的特徴で正しいのはどれか。
  • 運動耐久力の向上
  • 明暗順応の低下
  • 持久力の向上
  • 臓器の萎縮

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:2
(解説)
成人期のうち、30~60歳頃を壮年期と呼びます。壮年期は、心身ともに充実している時期である一方、加齢によって様々な機能が緩やかに衰退し始める時期でもあり、特に40歳以上になると、動作や視力など身体機能の衰えを意識し始め、特に視機能では、老視や明暗順応の低下がみられるようになります。よって、正解は「2」となります。
(補足)
他の選択肢については、以下の通りです。
1と3:運動耐久力や持久力などの身体的発達が安定し、生殖年齢や筋力などがピークを迎えるのは、青年期となります。よって、正解には該当しません。
4:多くの臓器の機能が加齢と供に低下していき、臓器の萎縮が見られるのは老年期の身体的特徴になります。例えば、神経系では脳の萎縮が起こることで認知機能が低下し、認知症の発症につながるとされています。よって、正解には該当しません。

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02

壮年期とは30~60歳頃をいいます。心身ともに充実している時期である一方、加齢によって様々な機能が緩やかに衰退し始めます。特に40歳以上になると、動作や視力など身体機能の衰えを意識し始めます。60歳以上になると、明らかな老化現象が始まり、生活にも影響が出てくるようになります。
1 .運動耐久力は加齢とともに低下するので、×。
2 .明暗順応の低下するので、〇。
3 .持久力は加齢とともに低下するので×。
4 .臓器は加齢により萎縮しますが、老年期の特徴になるため、×。また心臓は加齢により肥大します。

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03

正答:2

解説:壮年期とは30歳から60歳頃までで、精神的・肉体的にも完成し、社会生活でも重要な位置を占める時期であると同時に、身体的・精神的老化が徐々に進行する時期です。

1、筋力、耐久力、柔軟性などは加齢とともに低下します。

2、明暗順応の低下は50歳以降では顕著にみられます。

3、持続力、持久力は加齢とともに低下します。

4、加齢とともに、多くの臓器が萎縮がみられますが、その程度は臓器によって異なり、老年期に特徴的な身体的変化です。心臓は例外的に、動脈硬化や高血圧により、重量が重くなり、肥大します。

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