看護師の過去問
第109回
午前 問60
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問題
看護師国家試験 第109回 午前 問60 (訂正依頼・報告はこちら)
女子の思春期の特徴で正しいのはどれか。
- 9 歳で初経が発来する。
- 月経開始後に身長の発育が加速する。
- 陰毛が発生した後に乳房の発育が始まる。
- 性腺刺激ホルモン放出ホルモン〈 GnRH 〉によって月経が開始する。
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この過去問の解説 (3件)
01
視床下部から性腺刺激ホルモン(GnRH)が分泌されると、その刺激を受けた脳下垂体から、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)という2種類の性腺刺激ホルモンが分泌されます。子宮内膜は厚くなり、受精卵の着床準備を整えます。
妊娠しなかった時に子宮内膜が剥がれ落ちて膣から血液と共に排出され月経が起こります。
1→個人差がありますが多くの女性が14歳頃までに初経を迎えます。
2→女性の思春期の始まりは、9~11歳頃に体の変化が起こり始めます。胸のふくらみ、恥毛やわき毛が生え、体つきも丸みを帯びてきます。
3→胸のふくらみから始まります。
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02
女子の第二次性徴は、視床下部にあるゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)の刺激により下垂体からゴナドトロピンである黄体形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)が分泌されていきます。
女子の発育においては、乳房の発達から始まり、陰毛発生、初経と進んでいきます。
二次性徴の開始年齢は、女子では8〜12歳頃です。
1. →初経は、10〜14歳頃に起こるとされています。
2. →個人差はありますが、性ホルモンの分泌開始によって、身長の発育が加速します。
3. →乳房の発育から始まり、陰毛の発生、初経へと進んでいきます。
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03
2.一般的には身長増加のピークは初経発来前です。
3.二次性徴の発現は乳房発達→陰毛発生→初潮発来
の順でおこります。
4.正解です。10歳を過ぎると脳下垂体から性腺刺激
ホルモンが多量に分泌され、その影響で卵巣から
性ホルモンが放出され、初経が発来します。
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