看護師の過去問
第109回
午後 問166

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問題

看護師国家試験 第109回 午後 問166 (訂正依頼・報告はこちら)

医療施設において、患者の入院から退院までの看護を 1 人の看護師が継続して責任をもつことを重視した看護体制はどれか。
  • 機能別看護方式
  • 患者受け持ち方式
  • チームナーシングシステム
  • プライマリナーシングシステム

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この過去問の解説 (3件)

01

医療施設において、患者の入院から退院までの看護を 1 人の看護師が継続して責任をもつことを重視した看護体制はどれか。

1 . 機能別看護方式とは、複数の看護師が入院患者への看護を行う上で役割分担を明確に振り分ける看護方式であるため、×。

2 . 患者受け持ち方式とは、1人の看護師が1人または一定数の患者の看護を継続して行う方式であるため、×。

3 . チームナーシングシステムとは、1つの病棟を2つ以上のチームに分け、各チームリーダーのもと、チーム単位で一定の患者を受けもち、看護ケアを提供する方式であるため、×。

4 . プライマリナーシングシステムとは、患者の入院から退院までを1人の看護師が担当する看護方式であるため、〇。

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02

正答:4
解説
1:× 患者に対してなされる「看護業務」に主眼を置き、分業した看護方式で、看護業務の役割(係)を決め、看護を行います。

2:× 1人の看護師が毎日異なる患者を受け持ち、看護を実践していく方式です。

3:× 個別看護と機能別看護を統合し、行う看護方式です。各チームにチームリーダーをおき、チームの中で患者のニーズに対応し、看護計画を立てて看護を実践していく方式です。

4:○ 担当する患者の看護計画を立案し、みずから実践していき、必要時には計画修正を行います。

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03

正解:4. プライマリナーシングシステム

プライマリナーシングシステムは、1人の看護師が1人の患者を入院から退院まで一貫して担当する看護方式です。プライマリナースは、担当する患者の状態に合わせた看護計画を立案し、それに基づいてケアを実践します。


1. →機能別看護方式は、検査、与薬、処置、注射などの係を決めて、それぞれが業務を行う方式です。

2. →患者受け持ち方式は、1人の看護師が1人または特定の患者を受け持ち、その勤務帯に限り、患者の看護処置、与薬、診療介助などの全てを行う方式です。

3. →チームナーシングシステムは、患者が入院してから退院するまでの看護ケアをチーム全体で行う方式です。

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