看護師の過去問
第109回
午後 問175

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問題

看護師国家試験 第109回 午後 問175 (訂正依頼・報告はこちら)

老化によって減少または低下するのはどれか。
  • 重心の動揺
  • 糸球体の数
  • 嗅覚の閾値
  • 前立腺の重量

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この過去問の解説 (3件)

01

老化によって減少または低下するのはどれか。

1 .筋力低下などにより、重心の動揺は大きくなるため、×。

2 . 糸球体の数は老化により、減少するので、〇。

3 . 嗅覚の閾値は、老化により上昇し、嗅覚は鈍くなるため、×。

4 .前立腺は老化により肥大し、重量は増加するため、×。

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02

正解2.糸球体の数


加齢による身体的変化

腎泌尿器系
糸球体の喪失・腎血流量の低下・糸球体ろ過率の低下により、夜間尿量が増加します。


1.加齢による筋力低下と平衡機能の低下により、重心の動揺は大きくなります。筋力の低下は、上肢より下肢の方が表れやすいので、重心の動揺が大きくなっていきます。


3.何のニオイかわからなくても何かニオイを感知できる最小濃度のことを嗅覚閾値と言います。
個人が自覚していないが、加齢とともに嗅覚の閾値は上昇します。


4.前立腺は、加齢とともに肥大していくので重量は増加します。

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03

正解:2. 糸球体の数

糸球体は、老化により数が減少するとともに、硬化などにより濾過機能が低下していきます。


1. →老化による筋力低下やバランス調整機能の低下により重心の動揺は大きくなります。

3. →嗅覚は、加齢により鼻粘膜が薄くなり、鼻の神経終末が変性するため、閾値が増加していきます。

4. →前立腺は年齢が上がるほど肥大し、重量が増していきます。

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