看護師の過去問
第109回
午後 問176
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問題
看護師国家試験 第109回 午後 問176 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者に対するエイジズムの説明で適切なのはどれか。
- 年齢にとらわれないこと
- 加齢に伴う心身機能の変化
- 高齢という理由で不当な扱いをすること
- 老化に関連した遺伝子によって引き起こされる現象
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この過去問の解説 (3件)
01
以上のことから3 . 高齢という理由で不当な扱いをすることが正解です。
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02
エイジズム
年齢による偏見や差別を意味する言葉です。
年をとることに対するネガティブな感情と用いられることがあります。
アメリカの老年医学者ロバート・バトラーにより1969年提唱されました。
エイジズムとは、年をとっているという理由で高齢者たちを組織的に1つの型にはめ、差別することと定義されています。
1.年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由で生き生きした生活を送ることは、エイジレスライフと言います。
2.加齢に伴う心身機能の変化は、老化(エイジング)と言います。
4.増殖していた細胞が増殖促進刺激に対する抵抗性を獲得し、安定的に細胞周期が停止したを細胞の老化と言います。
細胞老化は、全生存期間中に起こりうる現象で、胚発生の段階で起こることもあります。
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03
エイジズムとは、「年をとっているという理由で高齢者たちを組織的に1つの型にはめ、差別すること」とされています。
アメリカ国立老化研究所の初代所長であったロバート・バトラーによって1969年に提唱されました。
1. →年齢にとらわれないことは、「エイジレス」と呼ばれています。また、年齢にとらわれず自由で生き生きとした生活のことを「エイジレス・ライフ」と呼び、内閣府が高齢者の生活様式に推進しているものです。
2. →加齢に伴う心身機能の変化は「老化」です。
4. →加齢や加齢に関連した疾患などにより、細胞分裂を重ねてテロメアが短縮することでDNA損傷応答が活性化され、永続的に細胞周期が停止した状態を「細胞老化」といいます。
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