看護師の過去問
第109回
午後 問194

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問題

看護師国家試験 第109回 午後 問194 (訂正依頼・報告はこちら)

与薬の事故防止に取り組んでいる病院の医療安全管理者が行う対策で適切なのはどれか。
  • 与薬の業務プロセスを見直す。
  • 医師に口頭での与薬指示を依頼する。
  • 病棟ごとに与薬マニュアルを作成する。
  • インシデントを起こした職員の研修会を企画する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1 . 与薬事故が発生すれば、業務プロセスに誤りが改善点がないか見直す必要があるため、〇。

2 . 医師の口頭指示はインシデントにつながることが多く、指示書や、文面での指示依頼をすることが適切であり、×。

3 . 病棟ごとではなく、院内で統一した与薬マニュアルを作成する必要があるため、×。

4 . インシデントを起こした職員だけでなく、職員全体での研修が必要であるため、×。

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02

(正解) 1
(解説)
与薬に関する事故が起きた際は、手順に問題がなかったか、必要があれば与薬のプロセスを見直す必要があります。医療安全管理者が行う対策として適切であるため、正解は「1」になります。
選択肢2の口頭による与薬の指示は、与薬の事故を起こすリスクが高いことから適切ではありません。
選択肢3の病棟ごとのマニュアル作成は、院内で統一したマニュアルの使用が求められることから、適切ではありません。
選択肢4については、医療事故は誰にでも起こりうることであり、インシデントの事例を分析し、対策を立てることで、医療ミスや医療事故の発生の防止、その他のインシデントの発見に役立てることができるため、個人ではなく職員全体で研修を行い、共有することが必要です。よって、正解には該当しません。

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03

正解:1. 与薬の業務プロセスを見直す。

与薬事故が発生した場合は、業務プロセスを見直し、マニュアルを修正する必要があります。


2. →口頭での指示は、聞き間違いなど事故に繋がりやすいため、文書で指示をもらうことが必須です。

3. →病棟毎ではなく、院内で統一した与薬マニュアルを作成することが適切です。

4. →インシデントを起こしていない人も事故を防ぐことが出来るように、職員全体で研修会を行うなど、知識を共有することが必要です。

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