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看護師の過去問 第109回 午後 問234

問題

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次の文を読み以下の問いに答えよ。
Aさん( 43 歳、男性、会社員)は、妻( 38 歳)と 2 人暮らし。1 年前から、仕事上の失敗を上司から叱責されることが続いていた。半年前からAさんの飲酒量は次第に増えていき、最近では酒気を帯びたままの出勤や、飲酒を原因とした遅刻や欠勤をすることが増えていた。ある夜、Aさんは居酒屋で多量に飲酒し、その場で意識が消失したため、救急車で救命救急センターへ搬送され、入院となった。器質的検査および生理的検査では異常が認められなかったが、入院翌日に飲酒の問題について同じ病院内の精神科を受診した結果、Aさんはアルコール依存症( alcohol dependence syndrome )と診断された。
入院中にAさんは、退院後に再び飲酒してしまうのではないかという不安を看護師に訴えた。
Aさんの断酒を支援するための看護師の提案で適切なのはどれか。
   1 .
共同生活援助〈グループホーム〉への入居
   2 .
セルフヘルプグループへの参加
   3 .
行動援護の利用
   4 .
生活訓練の利用
( 看護師国家試験 第109回 午後 問234 )
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この過去問の解説 (3件)

1
1.妻と暮らしており、生活基盤は整っている状況な
 ので共同生活援助は適切ではないと考えます。

2.正解です。自助グループへの参加が、アルコール
  依存症治療への第一歩です。

3.知的・精神的な障害により常時介助が必要な方が
  利用できるサービスです。

4.自立した日常生活取得のために受けられるサービ
  スです。

付箋メモを残すことが出来ます。
0
正解:2. セルフヘルプグループへの参加

アルコール依存症は再発しやすい病気だと理解して、飲酒のきっかけになりそうなものを遠ざけ、専門医療機関への通院を続けながら、自助グループへの参加を促す等、予防策をとることが大切です。

「自助グループ」とは、励まし合って断酒を続けるために、患者さんたちが運営する組織です。
仲間との交流が精神的な支えとなり、断酒を長続きさせる助けとなります。

1. →グループホームは、認知症等の⾼齢者が専門スタッフの援助を受けながら共同生活を送る小規模の介護施設です。

3. →行動援護は、知的障害や精神障害により、自分一人で行動することが著しく困難で、常時介護を要する障害者が受けることのできる支援です。

4. →生活訓練は、障がいのある方が自立した日常生活や社会生活が送れるよう、生活能力の維持・向上のための訓練や助言を行う支援です。

0
正解2.セルフヘルプグループへの参加



断酒に関する自助グループがあります。
共通の問題を抱えている人が、コミュニケーションをとりながらお互いが精神的な支えになります。
治療を継続したり、断酒を続けるためにも参加することは重要です。



1.グループホームは、地域密着型サービスの1つで、高齢者や障がい者・生活に困難を抱えた人が少人数で共同生活を行います。
妻と二人暮らしで自宅があるので、提案としては不適切です。


3.行動援護は、知的障害や精神障害で一人で行動することが困難で介護を必要とする障害者が受けられます。Aさんに必要な支援ではありません。


4.生活訓練は、障害のある人が地域で生活するために、日常生活で必要なことを訓練します。
Aさんは、日常生活は自立しているので必要ありません。

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