看護師の過去問
第110回
午前 問33

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問題

看護師国家試験 第110回 午前 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

漸進的筋弛緩法の目的はどれか。
  • 気道の確保
  • 緊張の緩和
  • 麻痺の改善
  • 全身麻酔の導入

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

漸進的筋弛緩法(ぜんしんてききんしかんほう)とは筋肉の緊張と弛緩を繰り返すことで体のリラックス効果を目的にしています。

1.気道の確保は蘇生法のひとつです。

2.正解です。

3.筋肉の緊張と弛緩を繰り返し行う方法であるため麻痺側での実施は困難であり、麻痺の改善は漸進的弛緩方法の目的ではありません。

4.全身麻酔は麻酔方法のひとつです。

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02

 1.気道の確保

 蘇生法のひとつです。

 

 2.緊張の緩和

 漸進的筋弛緩法(ぜんしんてききんしかんほう)とは、骨格筋(筋肉)に力を入れ、その直後に弛緩(脱力)させることで、リラックスする方法です。

 緊張の緩和を目的として行われます。

 3.麻痺の改善

 筋肉の緊張・弛緩は麻痺のある部位では実施できません。麻痺の改善は、リハビリテーションにより機能回復が見込めます。

 

 4.全身麻酔の導入

 全身麻酔は、脊椎麻酔、硬膜外麻酔などとともに、麻酔方法のひとつです。

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03

正解は2です。

漸進的筋弛緩法は、筋肉に力を入れ弛緩させることを繰り返します。リラックス効果を得る目的で行う、ストレスや緊張の軽減方法の1つです。

1 .気道の確保は、生命が危機的な状態に陥っている場合に行われます。気管挿管や顎先挙上法があります。

2 .漸進的筋弛緩法は、緊張の緩和を目的として行われます。
3 .麻痺は、リハビリテーションにより改善や機能回復が見込めます。
4 .全身麻酔は、手術をより円滑に行うことなどに用いられます。

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