看護師の過去問
第110回
午後 問163

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問題

看護師国家試験 第110回 午後 問163 (訂正依頼・報告はこちら)

現在の日本の終末期医療において、患者の将来の自己決定能力の低下に備えて、患者・家族と医療者が今後の治療・療養についての気がかりや価値観を定期的に話し合って共有し、患者の意向に沿った医療を提供することが望ましいとされている。
この内容を示すのはどれか。
  • グリーフケア
  • 代理意思決定の支援
  • アドバンス・ケア・プランニング
  • アドバンスディレクティブ<事前指示>の支援

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この過去問の解説 (3件)

01

正解はです。

1 .グリーフケアとは、大切な人を亡くし大きな悲しみを感じている方に寄り添い支援することです。

2 .代理意思決定とは、自らが意思を決定することが困難な場合、家族などが代理として意思決定をすることです。

3 .アドバンス・ケア・プランニングとは、今後の治療・療養について患者や家族と医療従事者があらかじめ話し合いを行い、意思決定を支援するプロセスのことです。

4 .アドバンスディレクティブ<事前指示>とは、判断能力を失った場合に自分に行われる治療やケアに関する意向について、判断能力があるうちに意思表示することです。

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02

正解: 3. アドバンス・ケア・プランニング

今後起こり得る治療やケアについて、患者・家族・医療従事者で話し合い、患者の意向に沿った治療やケアを行なっていくという自発的なプロセスのことです。

1. →グリーフケアは、遺族の悲嘆や複雑な心の状態を理解し、回復を支援することです。

2. →代理意思決定の支援は、意思表示できない患者に代わって家族などの代理人が意思決定できるように支援することです。

4. →アドバンスディレクティブ<事前指示>の支援は、患者が将来自らが判断能力を失った際に自分に行われる医療行為に対して意思表示しておくことです。

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03

正解: 3 .アドバンス・ケア・プランニング

→これからの予測される心身の変化に対して、今後どのようにケアをしていくのか医療職等や家族、本人で話し合い、意思決定を支援します。


1 .グリーフケア

→残される・残された遺族達に対しての悲しみのケアです。

2 .代理意思決定の支援

→本人が意思決定できない場合、家族が代わりに意思決定できるように支援します。

4 .アドバンスディレクティブ<事前指示>の支援

→判断能力があるうちに医療行為に対しての事前指示をします。

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