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看護師の過去問 第110回 午後 問166

問題

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成人患者の甲状腺全摘出術後における合併症とその症状との組合せで正しいのはどれか。
   1 .
乳び漏 ――――――――――――――― 嘔気
   2 .
術後出血 ―――――――――――――― ドレーン排液の白濁
   3 .
反回神経麻痺 ―――――――――――― 口唇のしびれ
   4 .
低カルシウム血症( hypocalcemia ) ―― テタニー
( 看護師国家試験 第110回 午後 問166 )
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この過去問の解説 (3件)

2

正解: 4. 低カルシウム血症 ―― テタニー

副甲状腺ホルモンの低下により、低カルシウム血症が生じ、手足がしびれるテタニーの症状がみられます。

1. →乳び漏と嘔気は関連はありません。

乳び漏は、手術中に傷ついたリンパ管からリンパ液が漏れ出ることをいいます。ドレーン排液の白濁がみられることがあります。

2. →術後出血では、出血や創部腫脹や浮腫がみられます。

3. →反回神経麻痺では、嗄声や嚥下障害の症状がみられます。

口唇のしびれは、副甲状腺機能低下などによってみられます。

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0

正解はです。

1.乳び漏は、外側頸部リンパ節郭清術を行った際、胸管を損傷した場合に起こります。ドレーンに淡黄色のリンパ液が排出され、脂肪分を含む食事を摂取したあとには乳びと呼ばれる白濁した液体が大量に排液されます。

2.術後出血では、頸部に血腫を生じ頸部の圧迫感腫脹呼吸困難などが出現します。

3.反回神経麻痺は、手術中に反回神経を損傷した場合に起こります。症状は声帯の動きが悪くなることによる嗄声です。

4.低カルシウム血症は、手術中に副甲状腺を損傷したり一緒に摘出されてしまった場合に、副甲状腺ホルモンの分泌が低下し血液中のカルシウムが低下することで起こります。血液中のカルシウムの低下により、手や口の周りのしびれ筋肉の硬直(テタニー)が出現します。

0

正解:4 .低カルシウム血症( hypocalcemia ) ―― テタニー

甲状腺機能に問題がでると、カルシウム濃度が低下してテタニー(手足のしびれ)が出現します。


1 .乳び漏

→感染の可能性があります。リンパ管の破壊により起こります。

2 .術後出血

→術後の経過とともに性状が変化します。出血量や性状を確認します。

3 .反回神経麻痺

→嗄声、嚥下障害が出現します。

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