看護師の過去問
第110回
午後 問179

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問題

看護師国家試験 第110回 午後 問179 (訂正依頼・報告はこちら)

クラウス, M. H. ( M. H. Klaus )とケネル, J. H. ( J. H. Kennell )が提唱した絆(ボンディング)について適切なのはどれか。
  • 生まれながらのものである。
  • 母子間の同調性を意味する。
  • 母子相互作用によって促進される。
  • 親との間に子どもが築くものである。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解はです。

クラウスとケネルは、出産後の母子の接触により絆・愛着が形成され、愛着行動により母子相互作用が促進されると示しています。

母親が児の欲求に応じて世話を行い、母親からの関わりに対して児が微笑や吸啜、追視などの愛着行動を示すことにより、母子相互作用が促進されます。

1.生まれながらのものではなく、母子の接触により形成されます。

2.母子間の同調性を意味するものは、エントレインメントと言います。母親の話しかけに対して乳児が手足の動きや顔の表情を同調させる反応をすることです。

4.子どもだけが築くものではなく、相互作用です。

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02

正解: 3. 母子相互作用によって促進される。

ボンディングは、母親から赤ちゃんに対する情緒的絆のことをいいます。

出産後すぐに母子が触れ合い、互いに見つめ合うなどの母子相互作用により母子の絆(ボンディング)が促進されるとしています。

1. →母子の絆(ボンディング)は、生まれながらのものではなく、母子の間で形成されていくものです。

2. →母子間の同調性を意味するものではありません。同調性(エントレインメント)は、コンドンとサンダーが提唱し、母親や養育者の声の調子やリズムに同調して身体を動かすものです。

4. →親との間に子どもが築くものは、アタッチメント(愛着)といいます。

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03

正解:3 .母子相互作用によって促進される。

絆(ボンディング)とは。。。

親の子供に対する絆は妊娠中から始まっています。

乳幼児は相互作用で学習していくため、絆の形成には親子の触れ合いが重要です。

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