看護師の過去問
第110回
午後 問228
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問題
看護師国家試験 第110回 午後 問228 (訂正依頼・報告はこちら)
Aさん( 30歳、初産婦)は妊娠39週3日で陣痛発来し、4時に入院した。その後、陣痛が増強して順調な分娩進行と診断されて、11時45分の診察で子宮口が8cm開大となった。看護師が12時に昼食を配膳にいくとAさんは額に汗をかいて、側臥位で「陣痛がつらくて何も飲んだり食べたりしたくありません」と言っている。陣痛発作時は強い産痛と努責感を訴え、目を硬く閉じて呼吸を止めて全身に力を入れている。
Aさんの分娩経過は以下のとおりであった。
2時00分 陣痛周期10分
4時00分 入院
15時00分 分娩室入室
15時30分 子宮口全開大
16時00分 自然破水
16時15分 児娩出
16時30分 胎盤娩出
Aさんの分娩所要時間はどれか。
Aさんの分娩経過は以下のとおりであった。
2時00分 陣痛周期10分
4時00分 入院
15時00分 分娩室入室
15時30分 子宮口全開大
16時00分 自然破水
16時15分 児娩出
16時30分 胎盤娩出
Aさんの分娩所要時間はどれか。
- 12時間30分
- 14時間15分
- 14時間30分
- 16時間30分
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この過去問の解説 (3件)
01
分娩所要時間は「陣痛周期が10分となった時間」~「胎盤が摘出された時間」を指します。
Aさんの場合は2時00分~16時30分ですので、14時間30分となります。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
正解です。
上記説明より、不適切です。
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02
「3」が正解です。
分娩所要時間(お産にかかった時間)は、陣痛(一定間隔の痛みが10分ごとにくる)が始まった第1期から、胎盤娩出までの第3期までの合計時間をいいます。
初産婦で30時間未満、経産婦(2人目以上を出産する人)で15時間未満が「正常分娩」です。
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03
分娩所要時間は
分娩第1期…陣痛が始まってから子宮口が全開大になるまで。
分娩第2期…赤ちゃんが誕生するまで。
分娩第3期…胎盤を娩出するまで。
この第1期から第3期までの合計の時間をいいます。
この場合は陣痛がきてから胎盤娩出までの時間として、3.の14時間30分が正解です。
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