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看護師の過去問 第111回 午前 問52

問題

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老年期の発達課題を引退の危機、身体的健康の危機および死の危機の3つの段階で示したのはどれか。
   1 .
エリクソン(Erikson, E. H.)
   2 .
レビンソン(Revinson, D. J.)
   3 .
ペック(Peck, R.)
   4 .
ユング(Jung, C. G.)
( 看護師国家試験 第111回 午前 問52 )
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この過去問の解説 (3件)

1

正解は 3 です。

4名は代表的な生涯発達理論家・心理学者です。

1.エリクソンはアイデンティティを提唱。人間の一生を8つの発達段階に区分し、老年期では「統合性」対「絶望」と捉えています。

2.レビンソン4つの発達期があると提唱。各発達段階には過渡期があるとし、生活構造の変化の過程に当てて、危機は中年期にあるとしています。

ペック老年期を①引退の危機ー自我の分化 ②身体的健康の危機ー身体の超越 ③死の危機ー自我の超越の3つに分けています。

4.ユングは人の一生を太陽の信仰になぞらえ、40歳を人生の正午としています。

午後を自己を見つめる個性化のプロセスとしています。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

老年期の発達課題を、引退の危機・身体的健康の危機・死の危機の段階で

示したのは、ペックです。

ペックは老年期では3つの心理社会的葛藤を経験すると述べています。

それが「引退の危機」「身体的健康の危機」「死の危機」です。

選択肢1. エリクソン(Erikson, E. H.)

エリクソンは、漸成的発達理論を唱えており、

人間の一生を8つの発達段階に区分しています。

それぞれに心理的課題と、危機があり、

老年期は心理的課題に「統合性」、危機に「絶望」があるとしています。

選択肢2. レビンソン(Revinson, D. J.)

レビンソンは、人生の発達段階・ライフサイクルを四季になぞらえて、

4つの発達期があるとしました。

そして人の発達を、安定した「安定期」と安定期の境目にある「過渡期」

繰り返しながら、発達するとしました。

60歳以降の老年期は、「役割感喪失」「孤立化」「新たな希望を獲得」としています。

選択肢3. ペック(Peck, R.)

ペックは、老年期を3つの時期「引退の危機ー自我の分化」「身体的健康の危機ー

身体の超越」「死の危機ー自我の超越」に分けました。

選択肢4. ユング(Jung, C. G.)

ユングは、人の人生を太陽の運行になぞらえ、40歳を人生の正午とし、

人生を日の出から、日没までの4つの時期に分けました。

「少年期」「成人前期」「中年」「老人」の4つです。

まとめ

心理社会的発達理論における、老年期の発達課題については、

何度か出題されているので、ポイントを押さえておくようにしましょう!

0

老年期は定義によって様々ですが、おおよそ65歳からを指します。

選択肢1. エリクソン(Erikson, E. H.)

エリクソンは、自我の成長に関する研究を基礎に置き、「ライフサイクル」を概念化しました。

老年期の心理社会的葛藤を「統合」対「絶望」と表現しました。

選択肢2. レビンソン(Revinson, D. J.)

レビンソンは人生の発達課題・ライフサイクルを四季になぞらえ4つの発達期があるとし、安定期と過渡期が存在すると考えました。

老年期を「役割の喪失」「孤立化」「新たな希望を獲得」と表現しました。

選択肢3. ペック(Peck, R.)

ペックはライフサイクルの観点から課題と危機について考えました。

老年期の発達課題を「引退の危機」「身体的健康の危機」「死の危機」としました。

選択肢4. ユング(Jung, C. G.)

ユングは人の一生涯を太陽の動きになぞらえて40歳を「人生の正午」と呼びました。

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