看護師の過去問
第111回
午前 問53
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問題
看護師国家試験 第111回 午前 問53 (訂正依頼・報告はこちら)
介護保険制度における施設サービスはどれか。
- 介護医療院サービス
- 小規模多機能型居宅介護
- サービス付き高齢者向け住宅
- 認知症対応型共同生活介護〈認知症高齢者グループホーム〉
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この過去問の解説 (3件)
01
介護保険サービスには、「居宅サービス」「地域密着型サービス」
「施設サービス」の3つがあります。
その中の「施設サービス」は、介護保険施設に入居して受ける
介護サービスです。
介護保険施設には、「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」
「介護療養型医療施設」「介護医療院」に入所した要介護状態にある
高齢者に対して提供されるサービスです。
介護医療院サービスは、介護保険施設のサービスです。
長期にわたり療養が必要な方を受け入れ、
医療的ケアと介護を一体的に提供します。
小規模多機能型居宅介護は、
地域密着型の施設・特定施設型サービスになります。
中重度の要介護者となっても、在宅での生活が継続できるよう支援する、
小規模な居住系サービスの施設です。
デイサービスを中心に、訪問介護やショートステイを組み合わせることが
できます。
サービス付き高齢者向け住宅は、
高齢者単身・夫婦世帯が居住できる賃貸などの住まいです。
高齢者にふさわしい、バリアフリーの作りや、見守りサービスなどがあります。
介護保険施設ではありませんが、居宅サービスを利用することはできます。
認知症対応型共同生活介護(認知症高齢者グループホーム)とは、
認知症の利用者を対象とした専門的なケアを提供するサービスです。
1つの共同住居に、5~9人の利用者が介護スタッフとともに共同生活
を送ります。
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02
介護保険制度における施設サービスは、「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護療養型医療施設」「介護医療院」に入所した要介護状態にある高齢者に対して提供されるサービスです。
長期にわたり、療養が必要な方を受け入れ、医療的ケアと介護を一体的に提供する施設です。
介護保険制度における施設サービスです。
中重度の要介護者となっても、在宅での生活が継続できるように支援する、小規模な居住系サービスの施設です。1つの拠点で訪問・通所・短期入所の全サービスを提供します。
介護保険制度における地域密着型サービスです。
「高齢者住まい法」の改正により創設されたもので、2011年からスタートしました。
サービス付き高齢者向け住宅は、介護・医療と連携し、高齢者の住まいの安定を確保するため、バリアフリー構造となっています。高齢者単身または高齢夫婦世帯が安心して居住できる賃貸等の住宅です。
サービス付き高齢者向け住宅自体は介護保険制度ではありませんが、介護保険を利用して居宅サービスを受けることが可能です。
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)とは、認知症のある要介護者が共同生活住居において、家庭的な環境と地域住民との交流のもとで、介護スタッフによる入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話及び機能訓練を行うことにより、利用者がもっている能力に応じて自立した日常生活を営むことができるようにすることが目的です。
介護保険制度における地域密着型サービスです。
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03
正解は 1 です。
介護保険サービスは3つです。
居住サービス・施設サービス・地域密着型サービス
1.介護医療院は、長期療養を必要とする要介護高齢者に対し、医学的管理のもと必要な介護・医療等を提供するものです。
2.小規模多機能型居宅介護は利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、利用者の選択に応じ、「通い」「宿泊」「訪問」を組み合わせた居宅サービス。看護小規模多機能型居宅介護は訪問看護を組み合わせたものです。
3.サービス付き高齢者向け住宅は、高齢夫婦や単身者が居住できる賃貸契約の住居のことです。特定施設入居者生活介護が居宅サービスとして利用できます。
4.認知症対応型共同生活介護は5~9名の少人数で共同生活を行う認知症グループホームとして生活支援を行う地域密着型サービスです。入所には要介護および要支援2以上の認知症の方が対象になります。
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