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看護師の過去問 第111回 午前 問54

問題

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30歳を100%とした生理機能と比較して、老年期において機能の残存率の平均値が最も低下するのは次のうちどれか。
   1 .
基礎代謝率
   2 .
最大換気量
   3 .
細胞内水分量
   4 .
神経伝導速度
( 看護師国家試験 第111回 午前 問54 )
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この過去問の解説 (3件)

1

加齢に伴う細胞分裂・増殖の低下で細胞数が減少し、各臓器の機能が低下します。

この解説では、老年期をWHOの定義に従って65歳以降とします。

選択肢1. 基礎代謝率

基礎代謝率は65歳で10-15%低下します。

選択肢2. 最大換気量

最大換気量は65歳で40%低下します。

選択肢3. 細胞内水分量

細胞内水分量は65歳で15-20%低下します。

選択肢4. 神経伝導速度

神経伝達速度の加齢による低下は10-15%程度です。

付箋メモを残すことが出来ます。
0

老年期は加齢に伴い、体の細胞数の減少や、細胞そのものの働きが

低下することによって、生理的老化が進行します。

中でも、呼吸機能の低下は著しく、最大換気量は、30歳の時に比べると、

50%以下になるとされています。

選択肢1. 基礎代謝率

老年期の基礎代謝率は、30歳の時と比べると、

およそ10~15%程度の低下がみられます。

選択肢2. 最大換気量

最大換気量は、50%以下に低下します。

選択肢3. 細胞内水分量

成人の細胞内水分量は、55~60%だったのに対し、

老年期の細胞内水分量は、50~55%まで低下します。

よって、脱水などが起こりやすくなります。

選択肢4. 神経伝導速度

老年期は、神経伝達物質の減少などにより、神経伝導速度は低下します。

加齢による減少は、およそ10%程度とされています。

0

正解は 2 です。

30歳を100%とした生理機能と比較して、老年期において機能の残存率の平均値は、最大換気量<細胞内水分量<基礎代謝率<神経伝達速度の順で低下します。

1.基礎代謝率とは、生命維持に必要な時間当たりのエネルギー量のことです。

老年期に入ると低下するものの比較的保たれます。

.最大換気量は、30歳と比較して50%以下に低下し、残気量は増加します。

他機能と比較し、残存率が最も低下します。

3.成人の体内水分量は約60%と言われ、加齢に伴い50~55%へと低下します。

基礎代謝の低下に伴い、細胞内水分量に減少が生じるも、残存率は比較的保たれています。

4.神経伝達速度の残存率は最も高く保たれています。

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