問題
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脳神経は、機能・障害による主な症状を理解するとわかりやすく問題が解けます。
嗅神経の機能は、嗅覚で、障害を受けると嗅覚の消失があります。
滑車神経は、目を内下方に動かす上斜筋を支配している神経です。障害を受けると、垂直方向の眼球運動ができなくなります。
三叉神経は、咀嚼運動、顔面・頭部の感覚、舌前2/3の感覚機能があります。障害を受けると、咀嚼筋の筋力低下、顔面の感覚異常が起こります。よって正解です。
動眼神経は、眼球運動(上転・内転・下転)、上眼瞼の挙上、瞳孔の運動の機能があります。障害を受けると、眼球運動障害、複視、散瞳、対光反射の消失が見られます。
内耳神経は、聴覚、平衡感覚の機能があります。障害を受けると、聴覚障害、めまい、平衡障害が起こります。
正解は 3 です。
脳神経は12対からなります。
1.嗅神経は、嗅覚を伝える感覚神経です。
2.滑車神経は、上斜筋を支配している運動神経です。眼球の内下転に働きます。
3.三叉神経は、顔面や頭部、舌前2/3の感覚と咀嚼運動に関与しています。
4.動眼神経は、眼球運動の上転・内転・下転、上眼瞼の挙上、瞳孔の運動に関与しています。上直筋、下直筋、内直筋、下斜筋、上眼瞼挙筋、毛様体筋、瞳孔括約筋を支配しています。
5.内耳神経は、聴覚と平衡感覚を支配する感覚神経です。