看護師 過去問
第111回
問127 (午後 問7)
問題文
ハヴィガースト, R. J.(Havighurst, R. J.)の発達課題で善悪の区別を学習するのはどれか。
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問題
看護師国家試験 第111回 問127(午後 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
ハヴィガースト, R. J.(Havighurst, R. J.)の発達課題で善悪の区別を学習するのはどれか。
- 乳幼児期
- 児童期
- 青年期
- 中年期
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この過去問の解説 (3件)
01
ハヴィガースト,R.Jの発達課題とは、
生涯発達の視点で、発達段階を乳幼児期から老年期まで6つに分け、
各段階における具体的な発達課題を示しています。
各発達段階の課題の達成により、次の段階への移行が形成されます。
乳幼児期(0~6歳)の発達課題では、
食べる、話す、排泄することなどを学習し、
善悪の区別、良心の学習など、
生きるために必要なことを学ぶ時期とされています。
よって、善悪の区別を学習する時期ですので、
適切です。
児童期(6~12歳)は、社会生活への適応、個人としての自立、
同年代の友人、読み書き計算の基本的技能の習得をする時期とされています。
善悪の区別は乳幼児期の発達課題のため、
不適切です。
青年期(12歳~18歳)は、精神的・経済的な独立、職業の選択、
同年代の男女との新しい関係が発達課題とされています。
よって、不適切です。
中年期(30代後半~60歳)は、次世代への継承と援助、大人の余暇活動の充実、
老年の親への適応が発達課題とされています。
よって、不適切です。
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02
正解は1です。
ハヴィガースト, R. J.は、人の成長段階ごとに果たすべき発達課題があり、次の段階へ至るためには要求される課題を適切に果たす必要があると提唱しています。
成長段階は6つ(乳幼児期、児童期、青年期、壮年期、中年期、老年期)に分けられており、各段階で5~10個の課題を提示しています。
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03
正解は1です。
ハヴィガーストによる乳幼児期の発達課題としては、
・歩行、食事、話すこと、排泄の学習
・性の相違及び性の慎みについての学習
・社会や物事についての単純な概念の形成、善悪の区別と良心の学習
・両親・兄弟との人間関係についての学習
などがあげられます。
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