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看護師の過去問 第111回 午後 問15

問題

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低体温から回復するための生体の反応はどれか。
   1 .
発汗
   2 .
ふるえ
   3 .
乳酸の蓄積
   4 .
体表面への血流増加
( 看護師国家試験 第111回 午後 問15 )
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この過去問の解説 (3件)

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熱産生熱放散によって、生体の体温は調節され、一定に保たれています

熱産生は、肝・脂肪組織での代謝や筋運動によって行われます。

熱放散は、皮膚表面からの輻射・伝導・対流によって放熱される非蒸発性熱放散と、発汗による蒸発性熱放散があります。

選択肢1. 発汗

×:誤り

発汗は体温が上がった時に起こり、汗の蒸発による気化熱によって体温を低下させます。

選択肢2. ふるえ

○:正しい

ふるえは寒冷刺激などで引き起こされ、骨格筋を細かく収縮させることで熱産生を増加させて体温を上昇させます。

選択肢3. 乳酸の蓄積

×:誤り

乳酸は激しい運動後に筋肉に蓄積する疲労物質です。体温の調節には関与していません。

選択肢4. 体表面への血流増加

×:誤り

体表面への血流が増加すると、熱放散が増えて体温は低下します。

低体温になると皮膚の血管が収縮し、体表面の血流が減少して熱放散が減ることで、体温を上昇させます。

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正解は2です。

低体温時は、生体反応として熱産生を行い、体温を上昇させます。

熱産生には、代謝、ふるえなどがあります。

各選択肢については以下の通りです。

1 .発汗

発汗は、環境温の上昇、運動などによる体温の上昇に反応して発現します。熱放散を行い、体温を低下させます。

2 .ふるえ

ふるえは動筋と拮抗筋が同時に収縮します。骨格筋が収縮するときに使うATPのエネルギーがすべて熱に変わります。

3 .乳酸の蓄積

乳酸は、運動で筋肉に必要な酸素が不足することで、筋肉内に蓄積します。体温には寄与しません。

4 .体表面への血流増加

皮膚血管を拡張し、体表面に血流を増加させることで、熱放散を増やすことができます。これによって、体温が低下するため、低体温時の反応ではありません。低体温時は、体表面の血流を減少させ、熱放散が減ることで体温が上昇します。

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1 不正解

発汗は、汗が蒸発し気化熱を奪うことにより体温を下げます。

2 正解

ふるえは、寒冷刺激などによって骨格筋が細かく収縮することです。

これにより、熱産出を増加させ、体温を上げます。

3 不正解

筋肉の収縮が続くと、筋に必要な酸素が不足して乳酸が蓄積します。

4 不正解

低体温時は、血管の収縮により皮膚の血流は減少し、皮膚表面の熱を低く保つことで、体内の熱を外に逃がさないようにします。

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