看護師 過去問
第111回
問185 (午後 問65)
問題文
新生児の呼吸の生理的特徴で適切なのはどれか。
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問題
看護師国家試験 第111回 問185(午後 問65) (訂正依頼・報告はこちら)
新生児の呼吸の生理的特徴で適切なのはどれか。
- 成人に比べて肺のガス交換面積が大きい。
- 周期性呼吸がみられる。
- 胸式呼吸が主である。
- 口呼吸が主である。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
新生児とは生後28日未満の子どもを指します。新生児はすべての機能が未発達であり、成人との違いが顕著です。
各選択肢については以下の通りです。
1 .成人に比べて肺のガス交換面積が小さい。
成人と比較すると胸郭も小さく肺も小さいためガス交換面積は小さくなります。
2 .周期性呼吸がみられる。
周期性呼吸とは、新生児にときどき認められる正常な呼吸が5~20秒続き、その後20秒未満の無呼吸が不規則的にみられる呼吸パターンです。
3 .腹式呼吸が主である。
新生児では、肋骨の角度が水平で呼吸筋が未発達のため、腹式呼吸優位です。
4 .鼻呼吸が主である。
新生児は、鼻呼吸優位です。口呼吸ができるようになるのは成長してからです。
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02
新生児は呼吸機能が十分に発達していないため、呼吸器のトラブルが大人と比べて起こりやすいです。
新生児の呼吸の生理的特徴について、理解しましょう。
×:誤り
新生児の肺胞におけるガス交換面積は、成人の1/20です。
そのため、運動や発熱などで代謝が亢進すると、容易に呼吸不全に陥ります。
○:正しい
新生児の呼吸中枢は未熟なため、呼吸期と休止期が交互に現れる周期性呼吸がみられます。
周期性呼吸は早産児によくみられます。
×:誤り
新生児の呼吸は、お腹を膨らませて呼吸する腹式呼吸です。
新生児の肋骨は水平で呼吸筋も未発達であり、大人のように胸郭を十分に膨らませて呼吸できないためです。
×:誤り
新生児は主に鼻呼吸をしており、口呼吸は上手にできません。
そのため、鼻閉があると、哺乳障害や睡眠障害が生じやすいです。
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03
今回は「新生児の呼吸の生理的特徴」に関する問題です。
新生児は生後28日未満の子どもを指します。
それぞれの選択肢について確認していきます。
新生児は肺胞のガス交換面積が成人の1/20と小さいという解剖学的特徴があります。
つまり、新生児では成人よりもガス交換する余力がないことで、運動や発熱などで代謝が亢進すると容易に呼吸不全に陥ってしまいやすいといえます。
よって、選択肢の記述は不正解です。
新生児では呼吸中枢が未熟であるため、呼吸期と休止期が交互になる周期性呼吸がみられることがあります。
また周期性呼吸は成熟児ではすぐに消失し、早産児では長時間持続することがあります。
よって、選択肢の記述は正解です。
新生児の呼吸様式は、主に腹式呼吸(横隔膜優位の呼吸)です。
そのことから、空気を飲み込んでしまう呑気症などで腹部膨満が著明になると、呼吸状態の悪化を招きやすいともいえます。
よって、選択肢の記述は不正解です。
新生児では主に鼻を介す強制的鼻呼吸を行っています。
また新生児の咽頭は後鼻腔口のすぐ下になるほど高い位置にあり、口腔に比して舌が大きいことで口呼吸より鼻呼吸に適した構造といえます。
よって、選択肢の記述は不正解です。
今回は「新生児の呼吸の生理的特徴」に関する問題です。
成人とは異なり、新生児には特有の生理的特徴があります。
これを契機にしっかり押さえておくことをオススメします
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