問題
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疾病の原因には、体内の因子によるもの(内因)と、体外の因子によるもの(外因)があります。
○:正しい
免疫複合体とは、抗原と抗体からなる複合体のことです。
×:誤り
栄養素は体外の因子(外因)のため、誤りです。
×:誤り
温度は体外の因子(外因)のため、誤りです。
×:誤り
細菌は体外の因子(外因)のため、誤りです。
×:誤り
薬物は体外の因子(外因)のため、誤りです。
疾病の原因を病因といい、病因は内因と外因に分けられます。
内因とは、年齢、人種、性、アレルギーなど先天的・後天的に獲得された個人の素因のことを指します。
免疫複合体は内因です。免疫複合体とは抗原と抗体からなる複合体のことです。Ⅲ型アレルギーのことを免疫複合体アレルギーといいます。
栄養素は外因です。
栄養素による外因の例は、プリン体の過剰摂取による痛風、ビタミンB1欠乏による脚気 などです。
温度は物理的外因です。
物理的外因の例は外傷、熱傷などです。
細菌やウイルスなどの病原微生物は外因です。
薬物は化学的外因です。
化学的外因の例は、重金属中毒があります。その他、体内で産生されるエンドトキシン、アンモニア、アセトンなども外因となります。
1 正解
内因とは、先天的あるいは後天的に身体の中にある、病気に対するかかりやすさ、あるいはかかりにくさのことです。
例)年齢、性別、遺伝、染色体、内分泌異常、免疫系など
2.3.4.5 不正解
これらは全て外因に当たります。