看護師の過去問
第111回
午後 問81

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問題

看護師国家試験 第111回 午後 問81 (訂正依頼・報告はこちら)

疾病の内因となるのはどれか。
  • 免疫複合体
  • 栄養素
  • 温度
  • 細菌
  • 薬物

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この過去問の解説 (3件)

01

疾病の原因には、体内の因子によるもの(内因)と、体外の因子によるもの(外因)があります。

選択肢1. 免疫複合体

○:正しい

免疫複合体とは、抗原と抗体からなる複合体のことです。

選択肢2. 栄養素

×:誤り

栄養素は体外の因子(外因)のため、誤りです。

選択肢3. 温度

×:誤り

温度は体外の因子(外因)のため、誤りです。

選択肢4. 細菌

×:誤り

細菌は体外の因子(外因)のため、誤りです。

選択肢5. 薬物

×:誤り

薬物は体外の因子(外因)のため、誤りです。

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02

疾病の原因を病因といい、病因は内因と外因に分けられます。

内因とは、年齢、人種、性、アレルギーなど先天的・後天的に獲得された個人の素因のことを指します。

選択肢1. 免疫複合体

免疫複合体は内因です。免疫複合体とは抗原と抗体からなる複合体のことです。Ⅲ型アレルギーのことを免疫複合体アレルギーといいます。

選択肢2. 栄養素

栄養素は外因です。

栄養素による外因の例は、プリン体の過剰摂取による痛風、ビタミンB1欠乏による脚気 などです。

選択肢3. 温度

温度は物理的外因です。

物理的外因の例は外傷、熱傷などです。

選択肢4. 細菌

細菌やウイルスなどの病原微生物は外因です。

選択肢5. 薬物

薬物は化学的外因です。

化学的外因の例は、重金属中毒があります。その他、体内で産生されるエンドトキシン、アンモニア、アセトンなども外因となります。

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03

1 正解

内因とは、先天的あるいは後天的に身体の中にある、病気に対するかかりやすさ、あるいはかかりにくさのことです。

例)年齢、性別、遺伝、染色体、内分泌異常、免疫系など

2.3.4.5 不正解

これらは全て外因に当たります。

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