看護師 過去問
第111回
問208 (午後 問88)
問題文
予防接種に生ワクチンが使用される疾患はどれか。2つ選べ。
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問題
看護師国家試験 第111回 問208(午後 問88) (訂正依頼・報告はこちら)
予防接種に生ワクチンが使用される疾患はどれか。2つ選べ。
- ジフテリア(diphtheria)
- 日本脳炎(Japanese encephalitis)
- 破傷風(tetanus)
- 結核(tuberculosis)
- 麻疹(measles)
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この過去問の解説 (3件)
01
ワクチンの種類は、大きく分けて4つあります。
それぞれの病原体で、抗体が作られるのに適した方法によって分けられています。
①トキソイド:DT(破傷風、ジフテリアなど)
病原体の毒素を無害化したものから作られます。接種による反応はあまり出ませんが、
効果が弱いため、間隔を開けて複数回接種する必要があります。
②不活化ワクチン:ヒブ、肺炎球菌、A型肝炎、B型肝炎、インフルエンザ、
狂犬病、不活化ポリオ、HPV、DPT(百日咳・破傷風・ジフテリア)、日本脳炎
病原体の感染能力を完全に失わせて、免疫で必要な成分だけ抽出したものです。
接種による反応は出にくいため、複数回の接種が必要となります。
③生ワクチン:MR(麻疹・風疹)、おたふくかぜ、結核、黄熱、ロタウイルス、水痘、
生ポリオ、BCGなど
病原体を弱毒化させて作られたものです。長期間、強い抗体が作られます。
しかし、実際の感染と同じような反応が出ることがあるため、免疫低下時などには接種できません。
④メッセンジャーRNA:新型コロナウイルス感染症
ウイルスを構成する遺伝情報を投与し、体内に抗体を作らせるものです。複数回の接種が必要となっています。
ジフテリアはトキソイド(DT)か、不活化ワクチン(DPT)です。
よって、該当しません。
日本脳炎は、不活化ワクチンです。
よって、該当しません。
破傷風は、トキソイドです。
よって、該当しません。
結核のワクチンは、BCGと呼ばれており、生ワクチンです。
よって、該当します。
麻疹のワクチンは、生ワクチンです。
麻疹・風疹が一緒になった生ワクチンは、MRと呼ばれています。
よって、該当します。
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02
生ワクチンは病原体となるウイルスや細菌の毒性を弱めて病原性をなくしたものから作られるので、接種の回数は少なくて済みます。
生ワクチンにはBCG(結核)、麻疹・風疹(合わせてMRワクチン)、黄熱、水痘、おたふくかぜ、ロタなどがあります。
ジフテリアはトキソイドです。
トキソイドは病原体の細菌が作る毒素だけを取り出し、毒性をなくして作られます。
トキソイドには破傷風、ジフテリアなどがあります。
不活化ワクチンは、病原体となるウイルスや細菌の感染する能力を失わせた(不活化、殺菌)ものから作られます。接種回数はワクチンによって異なりますが、追加接種が必要になります。
不活化ワクチンには、ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、4種混合、3種混合、2種混合、日本脳炎、HPV、インフルエンザなどがあります。
破傷風はトキソイドです。
結核は生ワクチンです。BCG接種と言われます。
麻疹は生ワクチンです。風しんと合わせてMRワクチンと言われます。
全て覚えられるのが理想ですが、数の少ないものから覚えていくと覚えやすいです。
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03
1 不正解
ジフテリアは不活化ワクチンです。
2 不正解
日本脳炎は不活化ワクチンです。
3 不正解
破傷風は不活化ワクチンです。
4.5 正解
結核・麻疹は生ワクチンです。
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