看護師 過去問
第111回
問209 (午後 問89)

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問題

看護師国家試験 第111回 問209(午後 問89) (訂正依頼・報告はこちら)

修正型電気けいれん療法について正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 磁気を用いる。
  • 局所麻酔下で行う。
  • 筋弛緩薬を用いる。
  • 発生頻度の高い有害事象は骨折である。
  • 薬物治療抵抗性のうつ病(depression)は適応になる。

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この過去問の解説 (3件)

01

電気けいれん療法とは、通電し脳を電気的に刺激することによって、脳内に発作を誘発し、

切迫した精神的なあるいは感情的な障害を改善する治療法です。

修正型は、それを全身麻酔下で行うことをいいます。

適応疾患は、鬱病、躁病、統合失調が挙げられます。

希死念慮が強い、食事が食べられないなど、迅速で確実な治療が必要な場合に実施されることがあります。

選択肢1. 磁気を用いる。

磁気ではなく、電気を用いる治療ですので、

不正解です。

選択肢2. 局所麻酔下で行う。

局所麻酔ではなく、全身麻酔下で行いますので、

不正解です。

選択肢3. 筋弛緩薬を用いる。

通電による全身性けいれんが起こらないようにするため、

筋弛緩薬を使用します。

よって、こちらは正解です。

選択肢4. 発生頻度の高い有害事象は骨折である。

修正型ではなく、従来型の電気けいれん療法では、

通電による強直間代けいれんに伴う骨折などが問題になっていましたが、

修正型電気けいれん療法では、全身麻酔下で行うので、

骨折などの有害事象は最小限に抑えられています。

よって、こちらは不正解です。

選択肢5. 薬物治療抵抗性のうつ病(depression)は適応になる。

重度の躁病や鬱病、難治性の統合失調症などの治療に

使われています。

よって、こちらは正解です。

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02

電気けいれん療法とは、通電し脳を電気的に刺激することで脳内にてんかん発作を生じさせる治療です。電気けいれん療法を麻酔科医同席のもと全身麻酔によって完全に眠っている間に施行するものを修正型電気けいれん療法といいます。

選択肢1. 磁気を用いる。

電気けいれん療法は電気を用います。

磁気を用いた治療に、磁気・電気刺激療法というものがあります。これはリハビリに使用されています。

選択肢2. 局所麻酔下で行う。

麻酔科医同席のもと、全身麻酔と筋弛緩薬を併用します。

全身麻酔下で行うことで、てんかん発作や処置後の朦朧状態から転倒、骨折、脱臼等を予防します。

選択肢3. 筋弛緩薬を用いる。

麻酔科医同席のもと、全身麻酔と筋弛緩薬を併用します。

筋弛緩薬はてんかん発作防止のために使用されます。

選択肢4. 発生頻度の高い有害事象は骨折である。

発生頻度の高い有害事象は血圧上昇・頻脈、物忘れです。

以前の電気けいれん療法では、てんかん発作や処置後の朦朧状態から転倒、骨折、脱臼等が起きていました。

選択肢5. 薬物治療抵抗性のうつ病(depression)は適応になる。

難治性の統合失調症、重度のうつ、薬物治療抵抗性のうつなどが適応症です。

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03

1 不正解

磁気ではなく電気を使用します。

2 不正解

全身麻酔下で行います。

3・5 正解

4 不正解

主な副作用として、実施直後はけいれん発作・血圧上昇・不整脈、麻酔から覚めた後は物忘れ・頭痛・筋肉痛などが起こりやすいとされています。

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