看護師 過去問
第111回
問224 (午後 問104)

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問題

看護師国家試験 第111回 問224(午後 問104) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文を読み以下の問いに答えよ。

Aちゃん(2歳10か月、女児)は昨日から下痢と嘔吐を繰り返し、食事が摂れなくなったため、母親に抱かれて小児科外来を受診した。診察の結果、ウイルス性胃腸炎(viral gastroenteritis)による中等度の脱水症(dehydration)と診断され入院した。入院時、体温38.2℃、呼吸数36/分、心拍数136/分であった。3日前の保育所の身体計測では身長90cm、体重12.5kgであった。

Aちゃんは、個室隔離での入院となり、持続点滴静脈内注射が開始された。排泄が自立していないため普段から紙オムツを使用している。
Aちゃんのオムツ交換における注意点について、入院に付き添う母親への看護師の説明で適切なのはどれか。
  • 布オムツに切り替える。
  • 使い捨て手袋は1日1回交換する。
  • オムツ交換後に石けんで手洗いを行う。
  • アルコール入りのおしり拭きで殿部の清拭を行う。

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この過去問の解説 (3件)

01

ウイルス性胃腸炎は感染性の胃腸炎です。

ウイルスは肉眼では確認できないですが、排泄物や使用した物品にも大量に存在しています。

感染症予防策として感染源となるものは基本的に都度廃棄します。

選択肢1. 布オムツに切り替える。

不正解です。

 

布オムツは使用後に洗濯する必要があります。
Aちゃんの排泄物には大量のウイルスが存在しており、洗濯をするという一連の動きの中で感染拡大のリスクが高まります。
普段から紙オムツを使用しており、わざわざ布オムツに切り替える必要はありません。
入院中も紙オムツを使用し排泄ごとに使い捨てます。

選択肢2. 使い捨て手袋は1日1回交換する。

不正解です。

 

使用した手袋はその都度捨て、次は未使用の手袋を使います。
排泄物が付いたオムツには目には見えないウイルスが大量に存在しており、直接触れない・吸い込まないようその場で手袋も一緒に廃棄します。

選択肢3. オムツ交換後に石けんで手洗いを行う。

正解です。

 

感染予防の基本として石けんを使用ししっかり手洗いをします。

選択肢4. アルコール入りのおしり拭きで殿部の清拭を行う。

不正解です。

 

Aちゃんは下痢を繰り返していたことから、おしりがただれやすい状態です。
アルコール入りのおしり拭きを使用することは下痢が続いている皮膚への刺激が強く、さらに皮膚トラブルを招く可能性があります。

まとめ

小さい子供の入院では付き添う親御さんへの正しい感染予防対策について説明が必要です。

Aちゃんの現時点での病状と合わせて、なぜ今個室隔離が必要であるのか、日常生活のお世話をする際には親御さんにも感染が移らないよう説明の対応が必要です。

感染予防策としてアルコールなど消毒を目的として使用する際には使用する対象によって適切な方法で使用します。

薬剤によって用途が違ったり、皮膚へ直接使用しないものもありますので説明できるよう理解しておくことが重要です。

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02

ウイルス性胃腸炎に感染しているため、母親にも感染予防行動が求められます。

選択肢1. 布オムツに切り替える。

普段から使用している紙オムツの方が、毎回廃棄できるため感染対策としては適切です。布オムツに切り替える必要はありません。

選択肢2. 使い捨て手袋は1日1回交換する。

感染予防のため、使い捨て手袋は毎回交換します。

選択肢3. オムツ交換後に石けんで手洗いを行う。

石鹸での手洗いは適切な感染予防対策です。

選択肢4. アルコール入りのおしり拭きで殿部の清拭を行う。

アルコール入りのおしり拭きは、刺激が強くかぶれの原因となるため使用しません。

子どもの皮膚は弱く、下痢によって排便回数が増えているAちゃんは殿部に発赤やびらんを起こしやすい状態になっていることも考えられます。

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03

1 不正解

布おむつに変更する必要はありません。

感染予防のためには使い捨ての紙おむつの方が適切です。

2 不正解

手袋はおむつ交換のたびに交換しましょう。

3 正解

感染予防のため手洗いを徹底します。

4 不正解

アルコールのおしり拭きは肌への刺激が強くかぶれの原因になるので、ノンアルコールのものを使います。

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