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看護師の過去問 第112回 午前 問8

問題

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ハヴィガースト, R. J.(Havighust, R. J.)が提唱する成人期の発達課題はどれか。
   1 .
経済的に自立する。
   2 .
身体的衰退を自覚する。
   3 .
正、不正の区別がつく。
   4 .
読み、書き、計算ができる。
( 看護師国家試験 第112回 午前 問8 )
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この過去問の解説 (2件)

0

ハヴィガーストは、人間は各発達段階において達成すべき課題があり、個人が健全な発達を遂げるためには、その課題を達成しておく必要があると提唱しています。

選択肢1. 経済的に自立する。

○:正しい

一定の経済的生活水準の確率と維持は、成人期(中年期)の発達課題です。

選択肢2. 身体的衰退を自覚する。

×:誤り

身体的衰退を自覚し適応することは、老年期の発達課題です。

選択肢3. 正、不正の区別がつく。

×:誤り

正、不正の区別がつき、良心を発達させることは、乳幼児期の発達課題です。

選択肢4. 読み、書き、計算ができる。

×:誤り

読み、書き、計算の基礎的技能を発達させることは、児童期の発達課題です。

付箋メモを残すことが出来ます。
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ハヴィガーストは、乳幼児期から老年期までを6つの発達段階に分け、それぞれの段階から次の段階へ進むために発達課題がある提唱しました。それぞれの時期の発達課題を達成できると幸福感を感じ、達成できないと次の段階にも進みにくくなるといわれています。

選択肢1. 経済的に自立する。

正解です。

成人期(18歳~35歳)の発達課題は以下があります。

・他に配偶者の選択

・結婚相手との生活の学習

・第一子を家族に加えること

・子どもの養育

・家庭の管理

・仕事に就くこと

・市民として責任を負うこと

・適した社会集団を選択すること

選択肢2. 身体的衰退を自覚する。

誤りです。

老年期の発達課題になります。

この時期の発達課題は他に以下があります。

・引退と収入減少の適応

・同年代の人と明るく親密な関係を結ぶこと

・肉体的に満足した生活を送る準備

・やがて訪れる死への準備と受容

選択肢3. 正、不正の区別がつく。

誤りです。

乳児・児童初期(0~5歳)の発達課題になります。

この時期の発達課題は他に以下があります。

・歩く・食べる・話す・排泄のコントロールの学習

・性の相違と慎みについての学習

・社会や物事についての単純な概念の形成の学習

・両親や兄弟との人間関係の学習

選択肢4. 読み、書き、計算ができる。

誤りです。

児童中期(6歳~12歳)の発達課題になります。

この時期の発達課題は他に以下があります。

・遊びを通じて必要な身体技能の学習

・成長する生活体として自己に対する健全な態度の形成

・仲間と付き合うことの学習

・正しい男女の性役割の学習

・日常生活に必要な概念の発達

・親と自己を区別し独立した個人となる

・社会集団や制度に関する態度の学習

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