この過去問の解説 (2件)
穿刺は検体採取やドレナージを目的に行います。
医師が施術するので、看護師はその介助となりますが、穿刺の種類と穿刺部位や注意点はおさえておきましょう。
選択肢1. 胸腔穿刺 ――― 胸骨柄
×:誤り
胸腔穿刺の穿刺部位は、患側の第2肋間鎖骨中線上です。
第2肋骨は、胸骨柄と胸骨体の連結部である胸骨角を目安にして見つけます。
選択肢2. 骨髄穿刺 ――― 第3・4腰椎間
×:誤り
骨髄穿刺の穿刺部位は、腸骨や胸骨が選択されます。
選択肢3. 腹腔穿刺 ――― 腹直筋外側の側腹部
○:正しい
腹腔穿刺の穿刺部位は、臍と上前腸骨棘を結ぶ直線上の外側1/3の部位であり、右側をマックバーニー点、左側を逆マックバーニー点といいます。
選択肢4. 腰椎穿刺 ――― 上前腸骨棘
×:誤り
腰椎穿刺の穿刺部位は、第3・4腰椎間、または第4・5腰椎間です。
穿刺の際、患者は側臥位で膝を抱えて可能な限り体を丸めてもらうため、体が動かないように看護師はしっかりと支えましょう。
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穿刺は検体採取やドレナージなどを目的に行います。看護師はその介助を行いますが、穿刺の種類とその穿刺部位・注意点はおさえておきましょう。
選択肢1. 胸腔穿刺 ――― 胸骨柄
誤りです。胸腔穿刺の穿刺部位は、胸水では中腋窩線上の第5~7肋間、気胸では鎖骨中線上の第2~3肋間です。
選択肢2. 骨髄穿刺 ――― 第3・4腰椎間
誤りです。骨髄穿刺の穿刺部位は、後腸骨稜または胸骨正中の第2肋間です。
選択肢3. 腹腔穿刺 ――― 腹直筋外側の側腹部
正解です。腹腔穿刺の穿刺部位は、腹直筋外側の側腹部(マックバーネー点や逆マックバーネー点)や臍直下です。
選択肢4. 腰椎穿刺 ――― 上前腸骨棘
誤りです。腰椎穿刺の穿刺部位は、第3・4腰椎間、第4・5腰椎間です。
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