問題
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成人のノンレム睡眠の特徴はどれか。
1 .
体温が上昇する。
2 .
急速な眼球運動がある。
3 .
加齢に伴い時間が長くなる。
4 .
睡眠周期の前半にみられる。
( 看護師国家試験 第112回 午前 問38 )
レム睡眠は脳が活発に働いていて、記憶の整理や定着が行われています。
ノンレム睡眠は、脳や肉体は休息している状態です。
それぞれの特徴をおさえておきましょう。
×:誤り
睡眠中は体温の基準値が下げられ、放熱が活発になり、代謝が低下し、熱産生も少なくなります。
レム睡眠に比べてノンレム睡眠中は、放熱が非常に活発になり、発汗を伴い、体温が大きく低下します。
×:誤り
急速な眼球運動があるのはレム睡眠です。
レムとはRapid eye movement(球速眼球運動)の頭文字です。
×:誤り
加齢に伴いノンレム睡眠は短く、レム睡眠は長くなるため、高齢者は中途覚醒が多くなり、全体的に浅い眠りとなります。
○:正しい
睡眠はまずノンレム睡眠から始まり、一気に深い眠りに入ります。1時間ほど経過すると徐々に眠りが浅くなり、レム睡眠へと移行します。
このような約90分の周期が、一晩のうちに3~5回繰り返されます。
睡眠ではノンレム睡眠、レム睡眠(急速眼球運動)がおおよそ90分間隔で交互に生じます。
誤りです。レム睡眠と比較して、ノンレム睡眠中の体温は低くなる傾向があります。
正解です。
誤りです。ノンレム睡眠は加齢によって浅く短くなる傾向があります。
誤りです。睡眠はまずノンレム睡眠から始まりレム睡眠に移行し、交互に繰り返します。