看護師 過去問
第112回
問55 (午前 問55)
問題文
65歳以上の高齢者が要介護認定の有無に関わらず利用できるのはどれか。
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問題
看護師国家試験 第112回 問55(午前 問55) (訂正依頼・報告はこちら)
65歳以上の高齢者が要介護認定の有無に関わらず利用できるのはどれか。
- 介護予防教室
- 介護老人保健施設
- 夜間対応型訪問介護
- 通所介護<デイサービス>
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この過去問の解説 (3件)
01
自治体では65歳以上のすべての人が利用できる介護予防事業を実施しており、介護認定の有無に関わらず利用可能です。
○:正しい
介護予防教室は、65歳以上のすべての方が利用可能で、要介護認定を受けていないくても参加可能な介護予防活動です。高齢者が住み慣れた地域で、自立して暮らしていけるようにすることを目的としています。
×:誤り
介護老人保健施設は、要介護認定者が利用できる施設サービスです。リハビリを行い、在宅復帰を目指して在宅療養支援を行います。
×:誤り
夜間対応型訪問介護は、訪問介護員(ホームヘルパー)などが夜間に要介護認定者の自宅に来てくれるサービスです。自宅で24時間安心して自立した生活を送れることを目指しています。
×:誤り
通所介護<デイサービス>は、要介護認定者が利用できる居宅サービスです。要介護認定者が自宅から施設に通い、食事や入浴、リハビリを受けられます。
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02
高齢者を対象にした施設には様々な種類があります。施設ごとの特徴を押さえておきましょう。
正解です。利用にあたって要介護認定を受ける必要は無く、全ての65歳以上の高齢者を対象にしています。
誤りです。特別養護老人ホームと介護医療院の中間の位置づけに当たる施設で、リハビリによる機能回復訓練を受ける事が出来るのが特徴です。要介護者を対象としています。
誤りです。夜間に定期的に巡回し、安否確認や健康管理、排泄ケアなどを行います。要介護者を対象にしています。
誤りです。定期的に通所する必要がある介護サービスで、要介護者を対象にしています。医療行為が不要であることも入居の条件になっています。
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03
この問題のポイントは、介護保険制度についてです。
介護予防教室とは、介護保険の一般介護予防事業で行われるサービスの一つで、地域に住む65歳以上の高齢者すべてが対象です。
介護老人保健施設の対象者は要介護者です。在宅復帰や在宅療養支援のための施設であり、リハビリテーションなどを提供します。
要介護者が対象のサービスの一つです。利用者が自宅での生活を安心して送ることができるように夜間帯に訪問介護員が利用者宅を訪問します。
通所介護は要介護者が対象で、施設に入所するのではなく、利用者が施設に通うものです。リハビリテーションの提供や日中の家族の負担の軽減などを目的としています。
介護保険サービスでは、①要支援・要介護に関わらず利用できるもの。②要支援・要介護認定を受けた方が利用できるもの。③要介護認定の方しか利用できないもの。など区別して覚えていきましょう。
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