看護師の過去問
第112回
午前 問82

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問題

看護師国家試験 第112回 午前 問82 (訂正依頼・報告はこちら)

学校保健安全法で出席停止となる学校感染症のうち、第二種に分類されているのはどれか。
  • インフルエンザ(influenza)
  • 細菌性赤痢(shigellosis)
  • ジフテリア(diphtheria)
  • 腸チフス(typhoid fever)
  • 流行性角結膜炎(epidemic keratoconjunctivitis)

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この過去問の解説 (3件)

01

学校保健安全法で規定される学校感染症は、第一種感染症、第二種感染症、第三種感染症に分類されます。

これらの感染症は、それぞれ出席停止期間が異なるため、基準と併せて確認しておきましょう。

選択肢1. インフルエンザ(influenza)

○:正しい

 

インフルエンザは第二種感染症に分類されます。

出席停止期間は、発症後5日が経過し、かつ、解熱した後2日が経過するまでです。

選択肢2. 細菌性赤痢(shigellosis)

×:誤り

 

細菌性赤痢は第三種感染症に分類されます。

出席停止期間は、医師が伝染のおそれがないと認めるまでです。

選択肢3. ジフテリア(diphtheria)

×:誤り

 

ジフテリアは第一種感染症に分類されます。

出席停止期間は、完全に治癒するまでです。

選択肢4. 腸チフス(typhoid fever)

×:誤り

 

腸チフスは第三種感染症に分類されます。

出席停止期間は、医師が伝染のおそれがないと認めるまでです。

選択肢5. 流行性角結膜炎(epidemic keratoconjunctivitis)

×:誤り

 

流行性角結膜炎は第三種感染症に分類されます。

出席停止期間は、医師が伝染のおそれがないと認めるまでです。

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02

感染症法などの問題も国家試験に出際されやすい傾向にあります。1つずつ確認していきましょう。

選択肢1. インフルエンザ(influenza)

正解です。第二種に分類されています。

選択肢2. 細菌性赤痢(shigellosis)

誤りです。第三種に分類されています。

選択肢3. ジフテリア(diphtheria)

誤りです。第一種に分類されています。

選択肢4. 腸チフス(typhoid fever)

誤りです。第三種に分類されています。

選択肢5. 流行性角結膜炎(epidemic keratoconjunctivitis)

誤りです。第三種に分類されています。

まとめ

感染症に関する内容は覚えにくいとは思いますが、表でまとめたり語呂合わせで覚えるなど、ご自身で覚えやすい方法でいいので一つ一つ覚えていきましょう。また、出席停止期間も合わせて覚えておきましょう。

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03

この問題のポイントは以下の通りです。

『学校保健安全法の規定されている感染症の分類とは』

これを踏まえて問題を解いていきましょう。

選択肢1. インフルエンザ(influenza)

正解です。

インフルエンザは第二種に含まれます。

選択肢2. 細菌性赤痢(shigellosis)

細菌性赤痢は第三種に含まれます。

選択肢3. ジフテリア(diphtheria)

ジフテリアは第一種に含まれます。

選択肢4. 腸チフス(typhoid fever)

腸チフスは第三種に含まれます。

選択肢5. 流行性角結膜炎(epidemic keratoconjunctivitis)

流行性角結膜炎は第三種に含まれます。

まとめ

学校保健おいて感染症は第一種から第三種までに分類されています。

出席停止に関しては各感染症によっても異なりますので、整理しておきましょう。

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