看護師の過去問
第112回
午後 問8
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問題
看護師国家試験 第112回 午後 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
エリクソン(Erikson, E. H.)が提唱する発達理論において、学童期に達成すべき心理社会的課題はどれか。
- 親密 対 孤立
- 自律性 対 恥・疑惑
- 勤勉性 対 劣等感
- 自我同一性<アイデンティティ>の確立 対 自我同一性<アイデンティティ>の拡散
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この過去問の解説 (2件)
01
エリクソンの漸成的発達理論とは、人間の発達を包括的に捉える理論です。
年齢に応じた8つの段階があり、各段階を「心理的課題 対 危機」で論じています。
8つの段階:乳児期、幼児期初期、幼児期後期、学童期、青年期、成人期、壮年期、老年期
「親密 対 孤立」は、成人期です。
「自律性 対 恥・疑惑」は、幼児期初期です。
「勤勉性 対 劣等感」は、学童期です。
よって、正解です。
「自我同一性<アイデンティティ>の確立 対 自我同一性<アイデンティティ>の拡散」
は、青年期です。
発達理論は、国家試験では頻出問題です。
覚えておきましょう。
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02
エリクソンは人生を8つの段階に分け、発達課題と発達危機を「対」にして論じました。
親密 対 孤立は
前成人期の発達課題です。
自律性 対 恥・疑惑は
幼児期前期の発達課題です。
勤勉性 対 劣等感は
学童期の発達課題です。
自我同一性<アイデンティティ>の確立 対 自我同一性<アイデンティティ>の拡散は
青年期の発達課題です。
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