看護師の過去問
第112回
午後 問50
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問題
看護師国家試験 第112回 午後 問50 (訂正依頼・報告はこちら)
シクロホスファミドを投与している患者で注意が必要なのはどれか。
- 緑内障(glaucoma)
- 間質性肺炎(interstitial pneumonia)
- 歯肉の肥厚
- 出血性膀胱炎(hemorrhagic cystitis)
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この過去問の解説 (3件)
01
シクロホスファミドは、乳がんや悪性リンパ腫に用いられる抗がん剤です。副作用には、出血性膀胱炎、骨髄抑制、脱毛、嘔気、発疹などがあります。
シクロホスファミドの副作用に、緑内障(glaucoma)はありません。
シクロホスファミドの副作用に、間質性肺炎(interstitial pneumonia)はありません。
シクロホスファミドの副作用に、歯肉の肥厚はありません。
シクロホスファミドの代表的な副作用に、出血性膀胱炎(hemorrhagic cystitis)があります。出血性膀胱炎(hemorrhagic cystitis)は、文字通り出血を伴う膀胱炎で、排尿時痛や頻尿、血尿が見られることがあります。
抗がん剤は注意するべき副作用が多く、血管外漏出した時の対処方法や、ばく露予防のための対策についても押さえておく必要があります。
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02
シクロホスファミドは、乳がんや悪性リンパ腫の中心的抗がん剤です。
副作用は骨髄抑制、吐き気・嘔吐、発熱、脱毛、出血性膀胱炎などが挙げられます。
シクロホスファミドに緑内障の副作用はありません。
シクロホスファミドに間質性肺炎の副作用はありません。
シクロホスファミドの副作用に歯肉の肥厚はありません。
シクロホスファミドの副作用です。
抗がん剤は尿として排泄されますが、尿中で膀胱粘膜を傷つけやすい物質に変化し、出血性膀胱炎を引き起こします。
抗がん剤は副作用が強いこと以外にも、血管外漏出した場合は、ばく露予防をしないといけないなど、気を付ける点が多いため注意しましょう。
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03
シクロホスファミドは、抗がん剤、免疫抑制剤です。抗がん剤の副作用として、出血性膀胱炎、骨髄抑制、脱毛、嘔吐、易感染性などがあります。したがって抗がん剤の副作用である出血性膀胱炎が正答です。
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