看護師の過去問
第112回
午後 問67

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問題

看護師国家試験 第112回 午後 問67 (訂正依頼・報告はこちら)

指定訪問看護ステーションについて正しいのはどれか。
  • 看護職員以外は配置できない。
  • 緊急時用の薬剤の保管が義務付けられている。
  • 訪問看護指示書に基づいて療養者のケアを行う。
  • 従事する看護職員は5年以上の臨床経験が必要である。

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この過去問の解説 (3件)

01

訪問看護ステーションを含めた在宅での医療の提供は、今後も必要不可欠なシステムです。ここで理解をしておきましょう。

選択肢1. 看護職員以外は配置できない。

看護職員以外にもリハビリスタッフ(言語聴覚士や作業療法士、理学療法士)を配置することも可能です。

選択肢2. 緊急時用の薬剤の保管が義務付けられている。

義務付けられていません。

選択肢3. 訪問看護指示書に基づいて療養者のケアを行う。

正解です。訪問看護指示書を医師が作成し、その指示に従って患者さん・利用者さんに必要なケアを行います。

選択肢4. 従事する看護職員は5年以上の臨床経験が必要である。

看護師の臨床経験は関係ないため、新人でもベテランでも行うことが可能です。

まとめ

訪問看護ステーションは継続看護と切っても切れない関係であるため、ここでしっかり学んでおきましょう。

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02

近年病床数の減少、高齢化、地域包括ケアの概念によって、在宅医療の概念が定着されつつあります。在宅医療のひとつである訪問看護の特徴について理解しておきましょう。

選択肢1. 看護職員以外は配置できない。

誤りです。看護職員の配置は義務付けられていますが、理学療法士や作業療法士も配置する事が出来ます。

選択肢2. 緊急時用の薬剤の保管が義務付けられている。

誤りです。そのような義務はありません。

選択肢3. 訪問看護指示書に基づいて療養者のケアを行う。

正解です。文章の通りで、ケアを実施するには医師による訪問看護指示書が必要です。

選択肢4. 従事する看護職員は5年以上の臨床経験が必要である。

誤りです。近年では新卒でも訪問看護師を目指す看護師が増えています。

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03

指定訪問看護ステーションとは、介護保険法に基づき、都道府県知事の指定を受けて保健師または看護師が管理者となり訪問看護を行う事業のことです。設置基準や人員配置などの基本的な知識を押さえておきましょう。

選択肢1. 看護職員以外は配置できない。

理学療法士作業療法士言語聴覚士などを配置することができます。

選択肢2. 緊急時用の薬剤の保管が義務付けられている。

緊急時用の薬剤の保管は、義務付けられていません。

選択肢3. 訪問看護指示書に基づいて療養者のケアを行う。

訪問看護師は、医師が発行する訪問看護指示書に基づいて療養者のケアを行います。

選択肢4. 従事する看護職員は5年以上の臨床経験が必要である。

看護職員の臨床経験については定められていません。

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