看護師の過去問
第113回
午前 問11

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問題

看護師国家試験 第113回 午前 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

肘関節を伸展させる筋肉はどれか。
  • 三角筋
  • 大胸筋
  • 上腕三頭筋
  • 上腕二頭筋

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この過去問の解説 (3件)

01

筋肉は横紋筋と平滑筋の2つがあります。
横紋筋には骨格筋と心筋があり、
骨格筋は姿勢を保ち、身体を動かし、
筋肉全体の約40%を占めます。
関節をまたぎ、2つの骨についている筋肉が
伸縮し体を動かしています。
 

それぞれの筋肉の部位や、役割の把握がポイントになります。

選択肢1. 三角筋

×:

上腕を可動(外転、内旋、水平屈曲)させる筋肉です。

選択肢2. 大胸筋

×:

肩関節を可動(水平屈曲、内旋、内転、屈曲、伸展、外転)させる筋肉です。

選択肢3. 上腕三頭筋

〇:

肘関節を伸展させる筋肉です。

選択肢4. 上腕二頭筋

×:

肘関節を屈曲させる筋肉です。

まとめ

肘関節の伸展運動には、上腕三頭筋、肘筋、補助筋として

長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋という筋肉が関与していますが、
上腕の背側を走行する上腕三頭筋が主に作用する主動作筋になります。

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02

この問題のポイントは、肘関節の動きとその動きに関連する筋肉を把握することです。

肘の伸展には上腕三頭筋、屈曲には上腕二頭筋が関与しています。

選択肢1. 三角筋

三角筋は主に肩関節の動きを担います。肘関節の伸展には関与しないため、こちらの選択肢は誤りです。

選択肢2. 大胸筋

大胸筋とは、胸部の最も大きい筋肉で、鎖骨下や脇の下、みぞおちに広がっています。腕や肩を動かすだけでなく、呼吸のサポートをする重要な筋肉ですので、こちらの選択肢は誤りです。

選択肢3. 上腕三頭筋

上腕三頭筋は、肘関節の伸展に関与する筋肉ですので、こちらの選択肢が正解です。

選択肢4. 上腕二頭筋

上腕二頭筋は、肘関節の屈曲に関与しますので、こちらの選択肢は誤りです。

まとめ

今回の問題は、肘関節の動きと関与する筋肉を把握することが重要です。

 

上腕三頭筋→上腕の後面に位置し、伸展動作を担う

上腕二頭筋→上腕の前面に位置し、屈曲動作を担う

 

筋肉の位置や作用を覚えておくと、動作の問題を正確に解けるようになります。

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03

肘関節の動きを理解するためには、どの筋肉がどのような働きをしているかを知っておくことが大切です。

特に肘の伸展と屈曲に関わる筋肉をしっかり覚えておくと、臨床での応用にも役立ちます。

この問題では、肘を伸展させる筋肉について確認していきましょう。

選択肢1. 三角筋

「三角筋」は肩関節の動きに関与する筋肉であり、主に肩の外転(腕を横に広げる動き)を担当します

肘関節の伸展には関わっていませんので、この選択肢は誤りです。

選択肢2. 大胸筋

「大胸筋」は胸部にある大きな筋肉で、腕を前方に持ち上げたり内側に引き寄せる働きを持っています。

しかし、肘関節の伸展には関わらないため、この選択肢は誤りです。

選択肢3. 上腕三頭筋

「上腕三頭筋」が肘関節を伸展させる筋肉です。

上腕三頭筋は腕の後面に位置し、肘を伸ばす際に主に働く筋肉となります。

この選択肢が正しい答えです。

選択肢4. 上腕二頭筋

「上腕二頭筋」は、肘関節を屈曲(曲げる)させる際に働く筋肉です。

肘を伸ばす動きとは逆の働きをする筋肉なので、この選択肢は誤りです。

まとめ

肘関節を伸展させる筋肉は「上腕三頭筋」です

これは腕の後面に位置し、肘を伸ばす動作に関わる筋肉です。

他の選択肢である「三角筋」、「大胸筋」、「上腕二頭筋」は肘関節の伸展には関与しないため、

しっかりと区別して覚えておきましょう。

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