看護師の過去問
第113回
午前 問12

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問題

看護師国家試験 第113回 午前 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

脳幹に含まれる部位はどれか。
  • 延髄
  • 小脳
  • 下垂体
  • 松果体

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この過去問の解説 (3件)

01

脳幹は、「中脳」「橋(きょう)」「間脳」「延髄」
から構成されています。
呼吸、心拍、消化、体温調節など、

生命維持において重要な働きを司る部分になります。


脳の構成部位の把握がポイントとなります。

選択肢1. 延髄

〇:

脳幹には中脳、橋、延髄、間脳を含んでいます。

選択肢2. 小脳

×:

脳幹の背側、大脳の後ろ側に位置しています。

選択肢3. 下垂体

×:

頭蓋骨底部の蝶形骨のトルコ鞍に位置しています。

選択肢4. 松果体

×:

間脳の第三脳室後端に位置しています。

まとめ

脳の構造と機能は複雑で、数が多いです。
部位と役割を、絵と一緒に覚えていきましょう。

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02

この問題を解くポイントは、脳幹の定義を理解することです。脳幹に含まれるのは、「中脳・橋・延髄」の3部位だけです。

小脳・下垂体・松果体は含まれないことを把握しておきましょう。

選択肢1. 延髄

延髄は脳幹の一部です。

呼吸や心拍、嚥下反射など生命維持に関わる中枢があります。

こちらの選択肢が正解です。

選択肢2. 小脳

小脳は、脳幹の後方に位置し、主に運動の調整やバランスを担っています。

こちらの選択肢は誤りです。

選択肢3. 下垂体

下垂体は、視床下部の下に位置し、ホルモンを分泌して身体の様々な機能を調節する内分泌器官です。

こちらの選択肢は誤りです。

 

選択肢4. 松果体

松果体は、間脳に属する内分泌腺で、睡眠ホルモンであるメラトニンを分泌する器官です。

こちらの選択肢は誤りです。

まとめ

脳幹は生命維持に関わる重要な機能(呼吸・心拍・覚醒など)を司る中枢です。

脳幹=中脳・橋・延髄の3部位のみであることを押さえることが、問題を解くコツになります。

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03

脳幹は、私たちの身体の生命活動を維持するためにとても重要な役割を果たす部位です。

脳と脊髄をつなぐ部分で、呼吸や心拍などの基本的な生命維持機能をコントロールしています。

この問題では、脳幹に含まれる部位について理解することがポイントになります。

選択肢1. 延髄

「延髄」は、脳幹に含まれる部位の一つなので、この選択肢が正解です。

延髄は呼吸や心拍の調節、血圧のコントロールなど、生命維持に欠かせない機能を担っています。

脳幹を構成する部位には、ほかに中脳や橋も含まれるので、覚えておきましょう。

選択肢2. 小脳

「小脳」は、バランスや運動の調整を行う部位ですが、脳幹には含まれません。

小脳は脳幹のすぐ後ろに位置していますが、脳幹とは別の構造ですので、この選択肢は誤りです。

選択肢3. 下垂体

「下垂体」はホルモンの分泌を司る重要な器官であり、脳の下側に位置しています。

しかし、脳幹には含まれません。下垂体は脳の一部ではあるものの、

脳幹の構造ではないため、この選択肢は誤りです。

選択肢4. 松果体

「松果体」は、メラトニンというホルモンを分泌する器官で、体内時計の調節に関与しています

松果体は脳の奥に位置していますが、脳幹に含まれる部位ではありませんので、この選択肢は誤りです。

まとめ

脳幹に含まれる部位は「延髄」です。

脳幹は、延髄、中脳、橋の3つで構成されています。

一方、「小脳」「下垂体」「松果体」は脳の他の部分に含まれるため、脳幹には含まれません。

しっかりと区別して覚えておきましょう。

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