看護師の過去問
第113回
午前 問27

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問題

看護師国家試験 第113回 午前 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

舌の模式図を示す。
味蕾が少ない部位はどれか。
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この過去問の解説 (3件)

01

この問題を解くポイントは、味蕾の機能と分布を理解しているかどうかです。

味蕾は、特定の味覚を感知するために分布が偏っています。それでは、選択肢を確認していきましょう。

選択肢1. ①

舌の先端は、甘味をよく感じる部位です。よって、こちらの選択肢は誤りです。

選択肢2. ②

舌の中央部分(舌背)は、味蕾が非常に少なく、味を感じにくい部位です。よって、こちらの選択肢が正解です。

選択肢3. ③

舌の奥(舌根)は、苦味を感じる部位で味蕾が集中しています。よって、こちらの選択肢は不正解です。

選択肢4. ④

舌の側縁(側面)は、酸味と塩味を感じる部位です。よって、こちらの選択肢は誤りです。

まとめ

味蕾は特定の味覚を感知するために、分布が偏っています。舌の中央部分(舌背)は、味覚よりも食物の動きや舌の形状維持に関与しています。こちらの知識も一緒に覚えておきましょう。

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02

味覚は、舌に存在している味蕾から感じられています。

 

舌の各乳頭の周囲に味蕾があり、(糸状乳頭にはありません)
基本的に甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5つに大別され
味蕾がある舌のどの部分でも感知できますが、
特定の部分がそれぞれの味覚に敏感である為、
味の感じとれる部位が異なっています。

選択肢1. ①

 ×:

茸状乳頭があり、甘味を感じる部分です。

選択肢2. ②

〇:

糸状乳頭があり、味蕾が存在しない為、

少ないといえます。

選択肢3. ③

×:

有郭乳頭があり、苦味を感じる部分です。

選択肢4. ④

×:

葉状乳頭があり、酸味を感じる部分です。

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03

舌には、味を感じる「味蕾(みらい)」が分布していますが、部位によってその数が異なります。

特に味を感じやすい部位と、味蕾が少なく味を感じにくい部位があります。

ここでは、味蕾が少ない部分について解説していきます。

選択肢1. ①

①の部分は舌の先端に近い位置で、舌尖は甘みなどを感じやすい場所です。

味蕾が比較的多く存在するため、味を感じやすい部位となっています。

そのため、①は選択肢から外れます。

選択肢2. ②

②は舌の中央部分にあたる舌背中央部です。

この部分には味蕾が少なく、味覚を感じにくい領域とされています。

したがって、味蕾が少ない部位として②が正解です。

選択肢3. ③

③は舌の奥に位置する舌根で、苦味を感じやすい領域です

この部分には味蕾が比較的多く存在し、味覚をしっかり感じ取れるようになっています。

よって、③は正解ではありません。

選択肢4. ④

舌の側面にあたる舌縁で、酸味などを感じやすい場所です

この部分にも味蕾が多く存在し、味を感じ取りやすい部位となっています。

そのため、④も正解ではありません。

まとめ

味蕾が少ない部位は舌背中央部です。

他の部位(舌尖、舌縁、舌根)は味蕾が多く、それぞれ甘味、酸味、苦味を感じやすい構造になっています。

舌背中央部が味蕾が少ないことを覚えておくと、味覚に関する問題に対応しやすくなります。

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