看護師の過去問
第113回
午前 問37

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問題

看護師国家試験 第113回 午前 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

病室で読書をする際に適した照度はどれか。
  • 100ルクス
  • 300ルクス
  • 500ルクス
  • 1,000ルクス

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この過去問の解説 (3件)

01

100ルクスは街灯下程の照度があります。


病院の療養環境として、
温度・湿度・気流・照明・騒音について
望ましいとされている数値があります。

病院内は、診療、治療において、
様々な役割を持った部屋に分けられており
適切な明るさの照度にすることにより、
安全・安楽な環境下での治療を行うことができます。

選択肢1. 100ルクス

〇:

病室の標準照度は100~200ルクスとなります。

選択肢2. 300ルクス

×:

待合室、外来の廊下、面会室などに適した照度になります。

選択肢3. 500ルクス

×:

診察室、救急治療室、分娩室などに適した照度になります。

選択肢4. 1,000ルクス

×:

手術室に適した照度になります。

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02

病室での読書に適した照度は、目の疲れを軽減し、快適に文字を読める明るさである必要があります。

適切な照度は、患者の状況や環境に応じて設定されますが、一般的に150~300ルクス程度が適しています。

選択肢1. 100ルクス

100ルクスは、主に通路や待合室などで使用される照度レベルであり、読書には暗すぎます。

この明るさでは文字が見えにくく、目の疲れを引き起こす可能性が高いです。

そのため、この選択肢は不適切です。

選択肢2. 300ルクス

300ルクスは、読書に適した照度とされており、

病室で快適に読書をするために十分な明るさです。

過度に明るすぎず、目の疲労を軽減しながら読書をすることができます。

この選択肢が正解です。

選択肢3. 500ルクス

500ルクスは、細かい作業や精密な視覚作業を行う際に適した照度です。

読書にはやや明るすぎる場合があり、長時間使用すると目に負担がかかる可能性があります。

そのため、この選択肢は誤りです。

選択肢4. 1,000ルクス

1,000ルクスは、手術室や精密作業場などで使用される非常に高い照度レベルです。

この明るさは、読書には過剰であり、目の疲れや不快感を引き起こす可能性があります。

そのため、この選択肢は不適切です。

まとめ

病室での読書に適した照度は150~300ルクスです。

この明るさは、目の疲れを軽減しつつ、快適に文字を読むために最適です。

他の選択肢である100ルクスは暗すぎ、500ルクスや1,000ルクスは明るすぎるため、

読書には適していません。

適切な照度を理解しておきましょう。

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03

病室の環境に適した明るさはJIS(日本産業規格)により標準化されています。

病室の明るさに配慮するのは患者の日常動作のニーズを満たすために必要です。

処置室や看護動作、医療行為などの作業の場では効率よく、安全に実施するために必要な明るさの照明が必要です。

 

選択肢1. 100ルクス

病室内の照明として安静時などに適している明るさの基準は100~200ルクスとされています。

選択肢2. 300ルクス

ベッド上などで読書をする際の明るさの基準は150~300ルクスとされています。

選択肢3. 500ルクス

診察室や分娩室での明るさの基準は300~750ルクスとなっています。

病室で看護師が処置などの視作業を行う場合も300~750ルクスが必要とされています。

 

選択肢4. 1,000ルクス

手術室での明るさの基準は750~1000ルクスとなっています。

まとめ

病室の明るさは患者様に意向を確認し調整する必要があります。

安静時は50~75ルクスと通常より暗くしておくとより安静できる環境にあります。

昼間はカーテンを用い調整します。

直射日光が当たらないよう考慮します。

夜間は照明を用い、直接照明や間接照明を用途に応じ使用します。

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