看護師の過去問
第113回
午前 問106
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問題
看護師国家試験 第113回 午前 問106 （訂正依頼・報告はこちら）
次の文を読み、問いに答えよ。
Aさん（28歳、会社員）は、夫（30歳、会社員）と2人で暮らしている。2023年2月5日からの月経を最後に無月経となり、妊娠の可能性を考えて受診した。医師の診察の結果、妊娠と診断された。
Naegele（ネーゲレ）概算法を用いてAさんの分娩予定日を求めよ。
Aさん（28歳、会社員）は、夫（30歳、会社員）と2人で暮らしている。2023年2月5日からの月経を最後に無月経となり、妊娠の可能性を考えて受診した。医師の診察の結果、妊娠と診断された。
Naegele（ネーゲレ）概算法を用いてAさんの分娩予定日を求めよ。
- 2023年11月12日
- 2023年11月17日
- 2023年11月02日
- 2023年10月22日
- 2023年10月30日
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この過去問の解説 （2件）
01
正解は「2023年11月12日」です。
Naegele（ネーゲレ）概算法は、最後の月経開始日から計算して分娩予定日を予測する方法です。具体的には、最後の月経開始日の月に9を足し、日に7を加えて分娩予定日を算出します。
【Naegele（ネーゲレ）概算法の計算方法】
Aさんの最後の月経開始日は2023年2月5日です。
Naegele概算法では、以下の手順で分娩予定日を計算します。
月に9を足します。
2（月）＋9 = 11月
日に7を足します。
5（日）+7 = 12日
したがって、Aさんの分娩予定日は2023年11月12日となります。
この計算に基づき、2023年11月12日が正しい分娩予定日です。
2023年11月17日は、Naegele概算法で計算した結果と異なります。
7日を加えた日数が12日であるため、17日ではありません。
2023年11月2日は、日付が合っていません。
Naegele概算法では12日が正しい結果です。
2023年10月22日は、月の計算が間違っています。
Naegele概算法では2月から9を足すと11月になるため、10月ではありません。
2023年10月30日も、月の計算が間違っています。
11月が正しい月です。
Naegele（ネーゲレ）概算法は、妊娠期間を280日（40週）と仮定し、最後の月経開始日から分娩予定日を予測する計算方法です。
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02
月経周期が28日の方の妊娠期間は、最終月経開始日を0週0日として40週0日（280日）です。
ネーゲレ概算法を用いることで、分娩予定日を簡易的に計算することができます。
ネーゲレ概算法では、最終月経の月に9を足し（13以上になる場合、最終月経月から3を引く）、最終月経の開始日に7を足した日が出産予定日となります。
そのため、2023年11月12日が正しいAさんの分娩予定日です。
2+9＝11月、5+7＝12日が正しいため、2023年11月17日は適切ではありません。
2+9＝11月、5+7＝12日が正しいため、2023年11月02日は適切ではありません。
2+9＝11月、5+7＝12日が正しいため、2023年10月22日は適切ではありません。
2+9＝11月、5+7＝12日が正しいため、2023年10月30日は適切ではありません。
分娩予定日を問われる問題は、よく出題されています。
月経周期が28日の方の妊娠期間が40週0日（280日）であること、ネーゲレ概算法の計算方法をしっかりと押さえておきましょう。
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