看護師の過去問
第113回
午後 問51
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問題
看護師国家試験 第113回 午後 問51 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者の不眠の要因はどれか。
- 午前中に日光浴をする。
- 昼食後に30分程度の午睡をする。
- 就寝直前に42℃以上の風呂に入る。
- 就寝前に100mL程度のホットミルクを飲む。
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この過去問の解説 (1件)
01
正しい解答は「就寝直前に42℃以上の風呂に入る」です。
高温のお風呂に就寝直前に入ると、体温が急激に上がり、その後の体温の低下が遅れるため、入眠を妨げる要因となります。
午前中に日光浴をすることは、体内時計をリセットする効果があり、不眠の予防に役立ちます。
日光を浴びることで、夜間に眠気を引き起こすメラトニンの分泌が整うため、入眠を助けます。
30分程度の短時間の午睡は、日中の疲れを軽減するために有益であり、夜間の睡眠には大きな悪影響を与えません。
ただし、午後に長時間の昼寝をすると、夜の睡眠に影響を与える可能性がありますが、30分程度であれば適度です。
42℃以上の高温の風呂に就寝直前に入ることは、体温を急激に上昇させ、体がリラックスする前に寝つきにくくなります。
一般的に、入浴後1〜2時間後に体温が徐々に下がり、寝つきやすくなるため、就寝直前に高温の風呂に入るのは避けたほうが良いです。
ホットミルクを就寝前に飲むことは、温かさが体をリラックスさせ、眠りを促すとされています。
ミルクにはトリプトファンというアミノ酸が含まれ、メラトニンの生成を助けるため、入眠に適しています。
高齢者の不眠の要因としては、就寝直前に42℃以上の風呂に入ることが挙げられます。
高温の入浴は体温の調整を乱し、入眠を妨げる可能性があります。
そのため、入浴は就寝の1〜2時間前に済ませるのが理想的です。
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