看護師 過去問
第113回
問178 (午後 問58)
問題文
親性について適切なのはどれか。
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問題
看護師試験 第113回 問178(午後 問58) (訂正依頼・報告はこちら)
親性について適切なのはどれか。
- 子を育もうとする性質である。
- 誰でも子を持つ時点で備えている。
- 性別に基づく役割分業で育児を行うことをいう。
- 生物学的に結びつきがあることが親性をもつ条件となる。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は、「子を育もうとする性質である。」です。
親性についての適切な説明を選択する問題です。
正しい解答です。
親性とは、性別や血縁関係を問わず、子どもを愛し育むことができる人に共通して存在する性質のことです。
よって、この解答は正しいです。
誤った解答です。
親性は、生まれつき備わっているものではなく、育児を経験することによって形成されていくものです。
よって、この解答は誤りです。
誤った解答です。
親性は、性別を問いません。
戦後の性別役割分業を基にした、「母性」や「父性」という概念が見直され、「親性」という新たな概念が広まっています。
よって、この解答は誤りです。
誤った解答です。
親性は、血縁関係が条件ではありません。
里親や養子縁組の関係、学校の先生や保育士、そして看護師など、子どもに関わる人なら誰でも持てる性質です。
よって、この解答は誤りです。
親性は、子どもの健やかな成長発達に不可欠です。
親性が十分に発揮されないときの弊害も合わせて学習するとよいでしょう。
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02
正解は「子を育もうとする性質である」です。
親性とは、子どもを育て守ろうとする意識や行動のことを指します。
生物学的な親かどうかにかかわらず、子どもの成長と幸福を支え、見守るという心のあり方が求められます。
親性は子どもを持つ時点で必ず備わるものではなく、育児経験や周囲のサポートを通して少しずつ形成されることも多くあります。
正解。
親性は、子どもを守り育てようとする性質や責任感を指し、必ずしも生物学的な親だけに限りません。
養親や里親などもこの親性を持ち得ます。
親性は、子どもを持つと自然に備わるわけではなく、育児経験や学びを通して徐々に発達します。
周囲のサポートも大きく影響します。
親性は性別に関係なく、親として子を育む心や行動を指すため、役割分業の意味ではありません。
親性は必ずしも生物学的な親子関係に基づくものではなく、養親や里親も子どもへの愛情や責任感から親性を持つことができます。
親性とは、子どもを守り育もうとする性質であり、生物学的な結びつきや性別、子どもを持つ時点で自動的に備わるものではありません。
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