公認心理師の過去問
第6回 (2023年)
午前 問11

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

公認心理師試験 第6回 (2023年) 午前 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

迷走神経反射によって起こる現象として、最も適切なものを1つ選べ。
  • 意識の喪失
  • 顔面の紅潮
  • 血圧の上昇
  • 脈拍の増加
  • 脳血流の増加

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

迷走神経反射とは、例えば注射や採血の際に意識を失うように、何らかのストレスや緊張、刺激によって心拍数や血圧が低下し、失神することです。

よって正解は「意識の喪失」です。

選択肢1. 意識の喪失

適切な選択肢です。

選択肢2. 顔面の紅潮

不適切な選択肢です。

選択肢3. 血圧の上昇

不適切な選択肢です。

選択肢4. 脈拍の増加

不適切な選択肢です。

選択肢5. 脳血流の増加

不適切な選択肢です。

参考になった数3

02

迷走神経反射とは、何らかの要因によって迷走神経が優位に働き、心拍数の減少、血圧の低下が起こるものです。

それによって、気分が悪くなる、冷や汗をかく、めまい、失神(意識の喪失)などが起きる場合があります。

要因としては、長時間の立位や座位の姿勢が続く、強い痛みやストレスがある、寝不足や疲れがあるなどが挙げられます。

通常は横になって休めば落ち着きます。

ただし、失神により転倒してしまうことで外傷が起きることが心配されます。

選択肢1. 意識の喪失

この問題の回答としては、本肢の「意識の喪失」が正しいと言えます。

参考になった数2

03

人体の構造と機能に関する設問です。

選択肢1. 意識の喪失

正解です。

選択肢2. 顔面の紅潮

不適切です。

選択肢3. 血圧の上昇

不適切です。

選択肢4. 脈拍の増加

不適切です。

選択肢5. 脳血流の増加

不適切です。

まとめ

迷走神経反射は、長時間の立位や座位、強い痛みや疲れストレスにより副交感神経のひとつである迷走神経が反射的に働くことで脈拍数の減少や血圧の低下が起こり、脳への血流量の低下することで意識低下が起き失神に至る場合もある病気です。失神が起こる前に、頭痛・めまい・目の前が白くなる・気分が悪いなどの前駆症状が起きます。前駆症状は脳が貧血状態になったことで起こる症状で、前駆症状が起きた場合は横になり安静にします。

参考になった数2