公認心理師 過去問
第7回 (2024年)
問94 (午後 問17)

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問題

公認心理師試験 第7回 (2024年) 問94(午後 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

検査者と被検査者の面接形式での実施が必須でない心理検査を1つ選べ。
  • CAPS
  • HDS−R
  • WMS−R
  • AQ−J成人版
  • ロールシャッハ・テスト

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題では、様々な心理検査の実施方法について理解することが重要です。

 

特に、面接形式で実施する必要がある検査と、自己記入式や他の形式で実施可能な検査を区別する能力が求められています。各検査の特徴、目的、実施方法を正確に把握することが、適切な回答を選ぶ上で不可欠です。

選択肢1. CAPS

この選択肢は不適切です。CAPSはPTSD診断のための構造化面接法であり、検査者と被検査者の直接的なやりとりが必須です。

選択肢2. HDS−R

この選択肢は不適切です。HDS-Rは認知機能を評価するための検査で、検査者が直接質問し、被検査者の反応を評価する面接形式が必要です。

選択肢3. WMS−R

この選択肢は不適切です。WMS-Rは記憶機能を評価する検査で、検査者が直接指示を与え、被検査者の反応を評価する面接形式での実施が必要です。

選択肢4. AQ−J成人版

この選択肢が最も適切です。AQ-J成人版は自閉症スペクトラム特性を評価する質問紙検査で、自己記入式で実施可能であり、必ずしも面接形式での実施は必要ありません。

選択肢5. ロールシャッハ・テスト

この選択肢は不適切です。ロールシャッハ・テストは投影法の一種で、検査者が直接インクブロットを提示し、被検査者の反応を聴取する面接形式での実施が必須です。

まとめ

心理検査の実施方法は、検査の目的や評価対象によって異なります。

 

面接形式が必須の検査(CAPS、HDS-R、WMS-R、ロールシャッハ・テストなど)と、自己記入式で実施可能な検査(AQ-J成人版など)を区別することが重要です。

 

検査の特徴や実施方法を正確に理解することで、適切な検査の選択と実施が可能になります。また、面接形式の検査では、検査者の技能や経験が結果に影響を与える可能性があることも認識しておく必要があります。

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02

心理検査の方法についての知識が問われています。

 

この問題の正答は「AQ-J成人版」です。

では、選択肢を見てみましょう。

選択肢1. CAPS

誤りです。

CAPSは、PTSDの診断や重症度の評価をするための検査です。

構造化面接で行うことが必要です。

選択肢2. HDS−R

誤りです。

HDS-R(長谷川式認知症スケール)は、認知症の可能性を評価するための検査です。

対象者への質問によって評価しますので、面接での実施となります。

選択肢3. WMS−R

誤りです。

WMS-R(ウェクスラー記憶検査)は、青年また成人の方の記憶に関する力を測る検査です。

対象者に問題の回答を求めますので、面接形式での実施が必要です。

選択肢4. AQ−J成人版

正答です。

AQ-J成人版とは、自閉症スペクトラムの傾向を測るための検査です。

質問紙への記入による回答ができますので、必ずしも面接形式で行う必要はありません。

選択肢5. ロールシャッハ・テスト

誤りです。

ロールシャッハ・テストは、対象者の心の状態や性格傾向などを見る投影法の検査です。

対象者に図版を見てもらい、回答を聞きますので、面接形式で行うことが必要となります。

 

まとめ

心理検査は面接形式や自己記入式など、さまざまな方法で実施します。また、個人での実施に限られるものもあれば、集団での実施が可能というものもあります。心理検査で知ろうとする事や対象者の状態に合わせて検査や実施方法の選択を行うことが必要です。

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