公認心理師の過去問
第7回 (2024年)
午後 問17
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
公認心理師試験 第7回 (2024年) 午後 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
検査者と被検査者の面接形式での実施が必須でない心理検査を1つ選べ。
- CAPS
- HDS−R
- WMS−R
- AQ−J成人版
- ロールシャッハ・テスト
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
この問題では、様々な心理検査の実施方法について理解することが重要です。
特に、面接形式で実施する必要がある検査と、自己記入式や他の形式で実施可能な検査を区別する能力が求められています。各検査の特徴、目的、実施方法を正確に把握することが、適切な回答を選ぶ上で不可欠です。
この選択肢は不適切です。CAPSはPTSD診断のための構造化面接法であり、検査者と被検査者の直接的なやりとりが必須です。
この選択肢は不適切です。HDS-Rは認知機能を評価するための検査で、検査者が直接質問し、被検査者の反応を評価する面接形式が必要です。
この選択肢は不適切です。WMS-Rは記憶機能を評価する検査で、検査者が直接指示を与え、被検査者の反応を評価する面接形式での実施が必要です。
この選択肢が最も適切です。AQ-J成人版は自閉症スペクトラム特性を評価する質問紙検査で、自己記入式で実施可能であり、必ずしも面接形式での実施は必要ありません。
この選択肢は不適切です。ロールシャッハ・テストは投影法の一種で、検査者が直接インクブロットを提示し、被検査者の反応を聴取する面接形式での実施が必須です。
心理検査の実施方法は、検査の目的や評価対象によって異なります。
面接形式が必須の検査(CAPS、HDS-R、WMS-R、ロールシャッハ・テストなど)と、自己記入式で実施可能な検査(AQ-J成人版など)を区別することが重要です。
検査の特徴や実施方法を正確に理解することで、適切な検査の選択と実施が可能になります。また、面接形式の検査では、検査者の技能や経験が結果に影響を与える可能性があることも認識しておく必要があります。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
前の問題(問16)へ
第7回 (2024年)問題一覧
次の問題(問18)へ