一級建築士の過去問
平成27年（2015年）
学科1（計画） 問20

正解は2です。

1:設問取りです
フィージビリティ・スタディ(Feasibility Study)は建築以外にもさまざまなジャンルで用いられ、計画の「実現可能性」について多角的に調査・検討を行うことを指します。

2:誤りです
デュー・デリジェンス(Due Diligence)は建築では不動産分野について用いられ、不動産の取得における価値や法的リスクなどを専門家によって多角的に調査・検討を行うことを指します。

3:設問通りです
コンソーシアム(Consortium)はビジネス用語で共同体、合併企業、共同事業体とも呼ばれ、複数の企業、団体、政府等が同じ目的をもって活動をしたり資産の構築を行うことを指します。

4:設問通りです
コストオン方式は発注者が工事について専門工事業者を選定した上で、工事費に現場管理の経費を上乗せして(コストオン)元請会社に工事発注することで専門工事業者にとっては工事金額と責任施工が明確になるというメリットのある契約方式です。

1.記述のとおりです。計画されている内容の実現の可能性について企画段階で検討する作業のことです。

2.金融投資などの経済活動に係る用語で事務・法務・財務などの観点から行う情報や材料収集のための多角的な調査のことです。
設問の記述は事業スキームの説明です。

3.記述のとおりです。非営利なのものと営利のものがあります。

4.記述のとおりです。設備工事での事例が多くあります。

1 正。

2 誤。デュー・デリジェンスは、企業買収や組織再編を行う際に、事業内容・法務・財務状況などの観点から行う情報収集のための調査のことです。
設問は事業スキームについての記述です。

3 正。

4 正。