一級建築士の過去問
令和5年(2023年)
学科4(構造) 問1

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問題

一級建築士試験 令和5年(2023年) 学科4(構造) 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

図のような集中荷重Pを受ける梁A及びBの荷重点に生じるたわみδAとδBとの比(δA:δB)として、正しいものは、次のうちどれか。ただし、梁A及びBは同一断面で、全長にわたって等質等断面の弾性部材とし、自重は無視する。
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この過去問の解説 (2件)

01

この問いは、片持ち梁と単純梁の変形に関する問題です。

選択肢3. 16:1

それぞれの最大たわみの公式によりδAとδBを求めます。

δA=1/3・Pl3/EI

δB=1/48・Pl3/EI

 

梁AとBは荷重Pとスパンlが等しく、等質等断面の為、

ヤング係数と断面二次モーメントは等しいです。

その為、δAとδBは係数の比になります。

 

δA:δB=1/3:1/48=16:1

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02

片持ち梁と単純梁のたわみに関する問題です。

選択肢3. 16:1

δAとδB、それぞれの最大たわみを公式より求めます。

δA=1/3 x Pl3/EI

δB=1/48 x Pl3/EI

 

梁AとBは

・荷重Pが等しい

・スパンlが等しい

・等質等断面

以上より、P、I、E(ヤング係数)、I(断面二次モーメント)が等しいです。

 

そのため、以下のようになります。

δA:δB=1/3:1/48=16:1

まとめ

各公式を覚えましょう。

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