問題
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鉄骨構造の設計に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 .
鋼材断面の幅厚比の規定は、局部座屈防止のために設けられたものであり、鋼材の降伏点に影響される。
2 .
角形鋼管を用いた柱は、横座屈を生じる おそれ がないので、材長にかかわらず、許容曲げ応力度を許容引張応力度と同じ値とすることができる。
3 .
H形鋼(炭素鋼)の幅厚比の上限値は、骨組の塑性変形能力を確保するために定められたものであり、フランジに比べてウェブのほうが大きい。
4 .
大スパンの梁部材に降伏点の高い鋼材を用いることは、鉛直荷重による梁の弾性たわみを小さくする効果がある。
( 一級建築士試験 令和5年(2023年) 学科4(構造) 問17 )