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1級電気工事施工管理技士の過去問 平成30年度(2018年) (旧)平成30年度 問67

問題

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需要場所に施設する高圧地中電線路の管路工事に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
   1 .
管路に硬質塩化ビニル電線管(VE)を使用した。
   2 .
軟弱地盤なので、単位区間ごとに管路導通試験器を通して配管した。
   3 .
防水鋳鉄管と波付硬質合成樹脂管(FEP)の接続に、ねじ切りの鋼管継手を使用した。
   4 .
管路材周辺は、小石や砕石を含まない土砂を締固め、すき間がないように埋戻した。
( 1級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 問67 )
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この過去問の解説 (3件)

19
正解は3です。

防水鋳鉄管と波付硬質合成樹脂管との接続はボックスまたは異種間接続接手を使用します。

付箋メモを残すことが出来ます。
17
正解は、3 です。

ねじ切り鋼管継手は、主に金属管同士を接続するために用いるものです。

なお防食措置の施されていない高圧地中電線路の金属管には接地を施す必要があるため、普通、合成樹脂管との異種接続を行なうことはありません。

他の、1・2・4 は正しく述べています。

4

需要場所に施設する高圧地中電線路の管路工事に関する問題です。

選択肢1. 管路に硬質塩化ビニル電線管(VE)を使用した。

地中電線路の管路材の種類は、次のようになっています。

合成樹脂管

硬質塩化ビニル電線管(JIS C 8430) で規定するものを使用します。記号はVE

硬質ポリ塩化ビニル管(JIS K 6741) 種類が VP の物を使用します。

選択肢2. 軟弱地盤なので、単位区間ごとに管路導通試験器を通して配管した。

軟弱地盤で施設するときは、地盤の履歴や状況を把握した上で、管路に損傷を与えない方法で施工します。地盤の状況を把握するには、管路導通試験器の使用は適しています

選択肢3. 防水鋳鉄管と波付硬質合成樹脂管(FEP)の接続に、ねじ切りの鋼管継手を使用した。

×

地中電線管に、鋳鉄管は、地中電線路の管路材には不適です。

波付硬質合成樹脂管(FEP)は、地中電線路の管路材に適していますが、地中電線路の管の接続方法には、ねじ込み式は、鋼管だけで、合成樹脂管の接続は、スリーブ接続後にシーリング材とテープ巻きをするか、接着接合するかなどが有ります。

ねじ切りの鋼管継手は不適合です。

さらに、鋳鉄管と合成樹脂管の異種接続は誤りです。

したがって、「防水鋳鉄管と波付硬質合成樹脂管(FEP)の接続に、ねじ切りの鋼管継手を使用した」は、初めから終わりまで誤りです。

選択肢4. 管路材周辺は、小石や砕石を含まない土砂を締固め、すき間がないように埋戻した。

管周辺の埋め戻し土砂は、管路材に損傷を与えないように、小石や砕石などを含まないものを用い、土砂には管路材に腐食を生じるものは排除します。

その上で、埋め戻し土砂は、すき間が無いように十分に突き固めを行います。

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