1級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)
(旧)平成30年度 問90
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
1級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年) 問90 (訂正依頼・報告はこちら)
建設業における店社安全衛生管理者の職務として、「労働安全衛生法」上、定められていないものはどれか。
- 協議組織の会議に随時参加すること。
- 少なくとも毎月1回労働者が作業を行う場所を巡視すること。
- 労働者の作業の種類その他作業の実施の状況を把握すること。
- 作業場所における機械、設備等の配置に関する計画を作成すること。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
店社安全衛生管理者の職務は労働安全衛生規則第18条の8に以下のように定められています。
1.少なくとも毎月一回法第十五条の三第一項又は第二項の労働者が作業を行う場所を巡視すること。
2. 法第十五条の三第一項又は第二項の労働者の作業の種類その他作業の実施の状況を把握すること。
3. 法第三十条第一項第一号の協議組織の会議に随時参加すること。
4.法第三十条第一項第五号の計画に関し同号の措置が講ぜられていることについて確認すること。
選択肢1は上記の3で定められいてます。
選択肢2は上記1で定められています。
選択肢3は上記2で定められています。
選択肢4で「計画を作成すること」とありますが、定められているのは「計画に関し措置が講ぜられていることについて確認すること。」です。
したがって、選択肢4が定められていません。
参考になった数26
この解説の修正を提案する
02
店社安全衛生管理者とは、統括安全衛生責任者・元方安全衛生管理者・安全衛生責任者の選任が義務付けられていない小規模な現場において、事業場ごとに選任される安全衛生管理を司る者のことです。
1・2・3 は、いずれも店社安全衛生管理者の職務に含まれています。
しかし、作業場所における機械、設備等の配置に関する計画は関係請負人
(=実際に作業を行なう請負業者)が作成します。
そして、その作成された計画が法令に基づく規定を満たしていることを確認するのが店社安全衛生管理者の職務です。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
03
「労働安全衛生法」に対して、建設業における店社安全衛生管理者の職務に関する問題です。
店社安全衛生管理者は、建設業事業の元方事業者が、労働者と関係請負人の労働者が同じ場所で作業するときに、その場所での仕事に係る請負の事業場ごとに、労働者の労働災害を防止するために、選任した人です。店社安全衛生管理者は、事業場が締結している仕事場所で、特定元から事業者が行う事項の担当者に対して、指導などを行います。
〇
店社安全衛生管理者は、1つの現場で作業する全労働者の安全のための協議会組織の会議には、随時参加します。
〇
店社安全衛生管理者は、少なくとも月1回は、労働者の作業の場所を巡視します。
〇
店社安全衛生管理者は、労働者が行う作業の種類、作業の実施状況などを把握します。
×
店社安全衛生管理者は、特定元方事業者が作成した、仕事の工程計画や作業場所での機械・設備の配置計画について、機械や設備を使用する作業に関して、関係請負人が法律や命令規定に対して講ずべき措置が、正しく行われているかを確認します。
作業場所における機械、設備等の配置に関する計画を作成は、特定元方事業者です。
その計画の講ずべき措置を作成するのは、関係請負人です。
したがって、「機械、設備等の配置に関する計画を作成する」は、誤りです。
店社安全衛生管理者の職務は、「労働安全衛生法施行規則」第18の8で、定められています。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
前の問題(問89)へ
平成30年度(2018年)問題一覧
次の問題(問91)へ