2級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)後期
1 問8

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)後期 1 問8 (訂正依頼・報告はこちら)

水力発電に用いられる次の記述に該当するダムの方式として、適当なものはどれか。

「水圧の外力を主に両岸の岩盤で支える構造で、川幅が狭く両岸が高く、かつ両岸、底面
ともに堅固な場所に造られる。」
  • 重力ダム
  • アーチダム
  • アースダム
  • ロックフィルダム

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この過去問の解説 (3件)

01

1.誤っています。
重力ダムは上流部にかかる負荷をダムの自重により下の岩盤に伝える構造です。日本でよく使われるダムです。

2.正しいです。
記載の通りです。アーチダムは水圧の外力を主に両岸の岩盤で支える構造で、川幅が狭く両岸が高く、かつ両岸、底面ともに堅固な場所に造られます。

3.誤っています。
アースダムは、主に土を用い、台形状に形成したダムです。

4.誤っています。
ロックフィルダムは岩塊を積み上げて作るダムです。

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02

正解は 2 です。

1の重力式ダムは、ダムを構成するコンクリートの重さのみで水圧に耐える構造です。

2のアーチダムは、両側の岩盤等で水圧に耐える構造です。コンクリート使用量が少なくて済みます。

3のアースダムは、土を台形に盛ってダムとして使用します。

4のロックフィルダムは、岩石等を積み上げてダムとするものです。

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03

正解は、2 です。

アーチダムは、上流側中央に張り出したアーチ構造により水圧を両側の岩盤で支える構造で、記述の通りです。


以下、他のダム方式について概述します。

重力ダムは、水圧をダム自体の重さで支えるものです。

アースダムは、粘土や土を積み上げて造るもので、小規模なダムで使用されます。

ロックフィルダムは、土や岩石を積み上げて大規模に造るダムであり、漏水を防ぐための遮水構造があります。

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