2級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)後期
2 問20

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問題

2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)後期 2 問20 (訂正依頼・報告はこちら)

電気機器のうち、一般に高調波が発生しないものはどれか。
  • アーク炉
  • 電力用コンデンサ
  • サイクロコンバータ
  • 整流器

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この過去問の解説 (3件)

01

高調波とは、ひずみ波の原因となる、本来の電流の数倍の周波数の電流を指します。

電流の瞬間的な遮断や投入をするアーク炉や、周波数変換を行なうサイクロコンバータや整流器などは、高調波発生の原因となります。

逆に、電力を熱変換する電熱器や電力用コンデンサのような、電子的なスイッチングのないものは、ほとんど高調波の原因とはなりません。

よって、正解は、2 です。

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02

1.誤っています。
アーク炉は高調波が発生します。試験では出やすいので、覚えておきましょう。

2.正しいです。
電力用コンデンサは高調波が発生しません。
また、電力用コンデンサは力率改善の役割を担います。

3.誤っています。
サイクロコンバータは高調波が発生します。

4.誤っています。
整流器は高調波が発生します。覚えておきましょう。

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03

正解は 2 です。

1のアーク炉、3のサイクロコンバータ、4の整流器は高調波を発生しますが、2の電力用コンデンサは吸収しますので一般に高調波を発生しません。

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