2級電気工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)後期
2 問24
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問題
2級 電気工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)後期 2 問24 (訂正依頼・報告はこちら)
継電器と組み合わせた高圧交流遮断器と比較した高圧限流ヒューズの特徴に関する記述として、不適当なものはどれか。
- 保守が簡単である。
- 短絡電流を高速度遮断できる。
- 動作特性を自由に調整できる。
- 小形軽量で設置が容易である。
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この過去問の解説 (3件)
01
記載の通り、保守が簡単です。
2.正しいです。
ヒューズがすぐに溶断するので、短絡電流を高速度遮断できます。
3.誤っています。
ヒューズが溶断する仕組みなので、動作特性を自由に調整できません。
4.正しいです。
小形軽量で設置が容易です。
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02
高圧限流ヒューズと高圧遮断器の基本的な動作原理は、低圧で使用する「ヒューズ」と「遮断器(ブレーカ)」と同じです。
ヒューズは、許容範囲を上回る電流が流れた際に、溶断することで短絡電流を含む過電流を遮断します。
構造が簡単なため、小型化しやすく、保守が容易であり、短絡などの事故による大電流も高速に遮断できます。
ですから、1・2・4 は正しく述べていることになります。
しかし製造された状態で、許容電流などの特性が定まっており、ヒューズを交換しなければ調整できません。
遮断器の場合には、継電器との組み合わせや設定により、許容電流や限時特性などを調整できます。
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03
1.保守が簡単です。○です。
2.短絡電流を高速度遮断できます。○です。
3.動作特性を自由には調整できません。したがって記述は不適当です。
4.小形軽量で設置が容易です。○です。
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